京都の夏休み特別プログラム!京和傘づくり体験
皆さん、夏休みの計画はもう立てましたか?京都の上京区に位置する「日吉屋」では、江戸時代から続く伝統の京和傘づくりを体験できるワークショップが開催されます。このプログラムでは、職人による工房見学や、実際の制作体験を通じて、京の文化に触れることができます。特に家族での思い出作りや学校の自由研究にぴったりの内容です。京都ならではの美意識が宿る京和傘の世界へ、ぜひお越しください。
工房見学ツアーの魅力
ワークショップに参加する方には、まず工房見学の機会が与えられます。職人の解説のもと、普段は見ることができない伝統的な京和傘の制作現場を間近に体験できます。どのように和傘が作られるのか、手作業の工程や使用する道具について詳しく知ることができる貴重な時間です。職人の技を間近で見ることで、伝統の重みや文化的な価値を感じることができるでしょう。
選べるワークショップ
疑似体験ではなく、実際に手を動かしてものを作る楽しさを味わえる多彩なワークショップが用意されています。
直径約30cmのミニ和傘を作成する、所要時間90分のプログラムです。自分自身で作った和傘をそのまま持ち帰れるというのも嬉しいポイント。
完成したミニ和傘に絵付けや貼り絵を行う体験。お子様から大人まで楽しめ、約60分の短時間で手軽に体験できます。このコースも完成品を持ち帰れます。
京和傘の構造を生かした卓上照明「古都里」の制作体験。こちらも約90分で行い、完成品を持ち帰ることができます。
和傘制作の工房を解説付きで案内する30分のプログラムです。小グループで開催され、家族での参加に適しています。
開催概要
毎週月曜日から金曜日、10時~11時半および14時~15時半の時間帯で実施します。その他の時間帯も要相談。
事前にネットで申し込みが必要です。メールでの申し込みも受け付けております。
工房見学は4,400円(税込)から、具体的な詳細については公式サイトを確認してください。
「日吉屋工房」
住所:京都市上京区寺之内通堀川東入ル百々町546
伝統を受け継ぐ日吉屋
日吉屋は、160年以上の歴史を誇る京和傘の老舗です。創業以来、伝統の技術を続けており、江戸時代に始まった技術を今に伝えています。しかし、和傘産業は低迷しており、一時は廃業の危機に直面したことも。しかし、現在の代表が五代目として就任し、革新を目指す姿勢で新たな取り組みを続けており、日本の伝統工芸の振興に寄与しています。
夏の特別な体験をあなたも
自然素材から作られる京和傘は、その美しさだけでなく、祇園祭や舞台芸術など、京都の文化に深く根ざしています。この夏、日吉屋での体験を通じて、京都の染や美、心を体験してください。家族での楽しい思い出が作れるまたとないチャンスです。あなたのご参加をお待ちしています。