南禅寺の新たな食文化『国産黒毛和牛サーロインすき焼き御膳』
2025年8月1日、この特別なすき焼き御膳は、京都の名所「南禅寺」の近くに位置する「南禅寺参道 菊水」での新しいディナーメニューとして登場します。1日わずか10食という限定で提供されるこのメニューは、料理の豊かさと四季折々の自然美を贅沢に享受できる貴重な体験です。
厳選された素材の美味しさ
「すき焼き御膳」の中心には、豊かな霜降りと柔らかな食感の国産黒毛和牛サーロインが据えられています。この肉は職人の目利きによって選ばれ、京の風土で育てられた新鮮な京野菜や、淡路から届く特製の焼き豆腐、そして月替わりの旬の食材が一人鍋の中で共鳴します。
特にこだわっているのが、すき焼きに欠かせないたまご。日本在来の純国産鶏が産んだ「北坂たまご」を使用し、料理人の豊かな感性が隅々まで行き届いています。
珍しい土鍋ご飯の愉しみ
締めの一品には「八代目儀兵衛」の最高級ブレンド米「翁霞」が用いられ、究極の香りを醸し出す土鍋で一組ずつ丁寧に炊き上げられます。土鍋ご飯の8月のメニューは「ちりめんじゃこと木の芽」が美しくあしらわれ、米の自然な甘みと旨みが豊かに引き出されています。これにより、五感を通じて和の真髄を堪能することができるのです。
名庭師の手による美しい庭園
食事をする前後には、敷地内に広がる約820坪の庭園を散策することができます。この庭園は名庭師「七代目 小川治兵衛」によって作庭されたもので、池泉廻遊式の設計が特徴です。四季折々の風景が出迎えてくれ、心を癒やす穏やかな時間を過ごすことができるでしょう。
西野悌司料理長の思い
この特別なすき焼き御膳を手掛けるのは、和食部門料理長の西野悌司氏。彼は福井県鯖江市出身で、京都の名店で修業を積んだ後、2016年に南禅寺参道 菊水で料理長に就任しました。和食の伝統を重んじながらも、新しい試みを加えたイノベーティブな料理を提供する彼の姿勢は、食材の力を最大限に引き出し、感動的な美味しさを生み出しています。
食事の詳細とご予約
「国産黒毛和牛サーロインすき焼き御膳」は価格12,100円(税込)で、ディナー専用に提供されます。時間は17:30から22:00まで、最終入店は20:00となります。予約は電話075-771-4101で受け付けていますので、ぜひ足を運んで、特別な一皿を味わってみてください。
この夏、南禅寺参道 菊水で極上のひとときを過ごし、心温まる和の美味に浸ってみてはいかがでしょうか。