EV技術提携の未来
2025-10-01 17:59:28

ヤマトとオートワークス京都、EV技術で新たな未来へ向けた提携合意

ヤマト モビリティとオートワークス京都が新たな提携を結ぶ



2025年9月30日、ヤマト モビリティ & Mfg.株式会社(以下、ヤマト)と株式会社オートワークス京都(AWK)が業務提携を発表しました。本提携では、主にEVコンバージョントラックの生産を目的としています。この新たな協力関係は、環境負荷の低減と物流業界の競争力向上を目指すものです。

業務提携の背景


ヤマトは、2022年から中古ディーゼルトラックを低環境負荷のEVに改造する『EVコンバージョン』事業を進めており、この取り組みがかなりの評価を受けています。しかし、事業のさらなる成長には、量産体制と品質保証が必要です。その中で、日産車体グループのAWKとの提携が決まりました。AWKは、京都を拠点に自動車の製造において高い実績を持ち、品質管理と製造技術においても強みを発揮しています。

提携による相乗効果


今回の提携にはいくつかの具体的なメリットと意義があります。

1. 生産体制の強化
ヤマトは関東圏での生産体制を強化し、さらに関西圏にも新たな拠点を設けることで、全国のお客様への迅速なサービス提供を実現します。

2. 品質基準の向上
AWKの長年の経験を生かし、EVコンバージョン車の品質と信頼性を飛躍的に改善します。

3. サプライチェーンの効率化
AWKの強力なサプライヤーネットワークを活用することで、部品調達とメンテナンスの効率化を図ることができます。

4. 認証取得の迅速化
AWKのノウハウを活用することで、各種の認証取得を迅速化し、新しい車種への適用が進みます。

今後の展望


この提携を通じて、両社はEVコンバージョンの技術を共に向上させ、市場展開を加速させる計画です。ヤマトの代表取締役社長、鈴木昭寿氏は『中古ディーゼル車に新たな命を吹き込み、循環型社会の実現を目指す』と述べています。モビリティ業界の環境問題と経済的課題の両方に対応することで、新しい価値を提供していくとしています。

ヤマト モビリティ & Mfg.の概要


  • - 設立: 1955年
  • - 本社: 埼玉県川越市
  • - 事業内容: EV関連事業、OA機器部品、物流機器など

オートワークス京都の概要


  • - 設立: 2001年
  • - 本社: 京都府宇治市
  • - 事業内容: 自動車製造、特殊架装、販売など

結論


ヤマトとAWKの提携は、持続可能な未来に向かう大きな一歩です。両社の強みを掛け合わせ、大きな価値を市場に提供する新たな取り組みに期待が寄せられます。


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