漢字を通じて世相を感じよう!
毎年恒例の「今年の漢字」募集が、公益財団法人日本漢字能力検定協会(以下、漢検協会)と株式会社朝日学生新聞社が連携して実施されます。2025年の「今年の漢字」は、11月より全国から募集中です。今年の世相を一字で表現するこのイベントは、清水寺での発表を控えて、全国の皆さんからのたくさんの応募をお待ちしています。
漢字ドリルでニュースをおさらいしよう
この流れを受け、漢検協会と朝日小学生新聞が共同制作した「ニュースで漢字ドリル2025」が、オンラインで公開されています。このドリルは、毎週金曜日に朝日小学生新聞のホームページから配信される内容をベースに、約200問の漢字問題が収録されています。小学校3年生から6年生を対象とした問題が多く、漢字への理解を深めつつ、ニュースを振り返る良い機会となります。
このドリルでは、国や地域で起きた出来事について考えながら、時事問題に関心を持つことも促されます。特に、各月のニュースを切り口にした漢字問題は、学習者にとって理解しやすく、興味を引きやすい工夫がされています。
今年の漢字と応募方法
さて、2025年の「今年の漢字」とは何なのか。その一字を考えるためには、まず今年のニュースを振り返る必要があります。今年の出来事や流行について考えることは、子どもたちがより深く漢字に親しむきっかけとなります。
応募方法はとても簡単です。郵送での応募は12月4日(木)まで、Web応募は12月9日(火)18:00まで受け付けています。全国からの応募が集まり、最も多く投票された漢字は、12月12日(金)に京都・清水寺で発表されます。この貴重な瞬間に立ち会うためにも、多くの方に応募していただきたいです。
学びの場を提供する取り組み
朝日小学生新聞は、こどもたちに重要なニュースをわかりやすく伝える存在です。有識者による視点で、日々のニュースを整理し、子どもたちが興味を持てる形で紹介しています。一方で、漢検協会は日本語や漢字の魅力を広める活動に注力しており、このコラボレーションは、日本の未来を担う子どもたちにとって非常に価値ある取り組みと言えるでしょう。
どのように活用するか
学習コンテンツ「ニュースで漢字ドリル2025」を活用すれば、漢字を学ぶだけでなく、今年のニュースを振り返ることができるので、非常に実践的です。ニュースを通じて語彙を増やし、漢字を正しく理解することで、子どもたちの国語力がますます向上することでしょう。
漢字に親しむことは、語学の基礎を築く大切なステップです。この機会にぜひ、オンライン学習を通じて自分の漢字力を高めてみてはいかがでしょうか。既に「ニュースで漢字ドリル2025」で学ぶ子どもたちからは、楽しく学べたという感想も寄せられています。皆さんのご参加をお待ちしています!