ゲームクリエイションと未来社会への挑戦
2025年6月15日、京都橘大学が主催する特別講演会『次世代の創造性を解き放つ、'ゲームクリエイション'の舞台裏』が、大阪で開催されます。このイベントでは、株式会社カプコンのプロデューサーである牧野泰之氏をお招きし、ゲームが創造する未来社会について学ぶことができます。
ゲームを通して学ぶ創造性
日本が誇るコンテンツ産業、ゲームについての深い理解を得られるこの講演会では、ゲーム制作がどのように学問や文化とリンクしているのか、中高生を対象に解説が行われます。特に注目されるのは、技術やAIの進化がどのようにゲームの未来を変えていくのか、さまざまな専門家たちが自身の知見をシェアすることです。
プログラム詳細
イベントは、2つのセッションとクロストークから構成されています。
- - セッションⅠでは「ゲームから学ぶ創造力」をテーマに、クリエイティブなアプローチがどのように教育に役立つかが語られます。
- - セッションⅡのテーマは「AI・テクノロジーと創り出す未来のゲーム」。ここでは、最新のテクノロジーがどのようにゲーム開発に影響を与えていくのかが議論されます。
- - 最後に行われるクロストークでは、ゲームが生み出す新しい社会価値について、牧野氏と京都橘大学の松原仁工学部長、吉田俊介教授がディスカッションを展開します。特に、ファシリテーターとして参加するタレントの石田晴香氏が中高生からの疑問を引き出し、参加者と登壇者の交流を深めます。
スペシャルプログラム
講演会の後半では、特別なナイトツアーが用意されています。大阪中之島美術館で開催されている「大カプコン展」を貸し切り、訪問者は特別な体験を通じてゲームの世界をさらに深く理解する機会を得ることができます。
文化と技術が交わる新しい学びの場
京都橘大学では、2026年には新たにデジタルメディア学部と工学部ロボティクス学科が設置される予定です(仮称)。これにより、デジタル技術やAIを学びながら、次世代のクリエイターや技術者を育成する環境が整います。本講演会はそれに先駆け、参加者にデジタル技術を学ぶ楽しさと創作する喜びを体感してもらうためのイベントです。
ご参加について
この特別講演会は、中学生・高校生、保護者、教育関係者など、幅広い世代を対象としています。定員は200名で、応募者多数の場合は抽選となります。参加は無料ですが、事前申し込みが必要です。詳細や申し込みは、京都橘大学の特設サイトをご覧ください。
新しい時代を担う「デジタル技術」や「AI」をテーマにしたこのイベントを通じて、若い世代の皆さんが新たな発見をし、未来への夢を育むきっかけになることを期待しています。