スペラファーマ株式会社がOMCOS XXIIに出展
2025年9月1日から5日まで、京都のホテルグランヴィアで開催される「22nd International Symposium on Organometallic Chemistry Directed Towards Organic Synthesis(OMCOS XXII)」において、スペラファーマ株式会社がブース出展とポスター発表を行います。スペラファーマは医薬品の研究と開発に特化した企業であり、特に結晶構造解析において新たな技術を導入しています。
新たな結晶解析技術の導入
スペラファーマでは、結晶学的な課題に対処するため、最新の3D ED/MicroED結晶構造解析装置であるSynergy-EDを導入しました。この技術は、結晶の構造を詳細に解析することが可能で、特に有機金属錯体の研究において重要な役割を果たしています。この装置を活用して、同社の中井、小西、山野、三木といった研究者たちが実施するポスター発表が行われる予定です。
研究成果の発表
ポスターの演題は「3D ED/MicroED structural analysis of various organometallic complexes」となっており、参加者に新しい発見を発信する機会となります。研究者たちはこの技術を通じて、迅速かつ正確な絶対立体配置の決定が可能であることを証明しました。この成果により、構造解析の効率が大幅に向上し、有機金属触媒を用いた反応の開発が加速することが期待されています。
事業内容と技術の背景
スペラファーマ株式会社は、武田薬品工業からの豊富な経験を活かし、結晶多形や製剤中のAPI、塩や共結晶、代謝物などの構造解明にも対応しています。医薬品の開発において正確かつ迅速な構造情報の提供を目指し、顧客のニーズに応えるべく技術を進化させています。
開催概要と今後の展望
OMCOS XXIIの開催は、医薬品開発における最先端の研究成果を共有する貴重な場です。スペラファーマはブース番号3にて待機し、参加者の皆さまに最新の技術と研究成果を直接お届けします。会場での対話を通じて、さらなる技術交流や共同研究の機会を創出できればと考えています。
OMCOS XXIIの詳細は公式サイト(https://omcos22.org/)をご覧ください。スペラファーマのブースにお越しいただき、新たな医薬品研究の可能性を共に探求しましょう。医薬品産業における新しい風を感じられるこの機会をお見逃しなく!