地域企業を巡る食品ロスの循環ツアー
公益財団法人京都市環境保全活動推進協会が主催する「地域企業をめぐる食品ロスの循環ツアー」が、2025年12月12日(金)に開催されます。このイベントは、事業者を対象に、食品ロスや地域連携をテーマにした取り組みを通じて、環境問題とビジネスの関係を実感してもらうことを目的としています。
持続可能な社会を実現するにあたり、企業が環境課題に取り組むことの重要性はますます高まっています。ただ、そうした取り組みに関わる人材が不足しているため、環境人材育成へのニーズが増しています。そのため、本プログラムでは、参加者に地域の取り組みを体験し、自社の環境対策に役立てるヒントを得てもらうことを目指しています。
この循環ツアーでは、まず、訪問先である「西喜商店」を見学します。このお店では、無人の青果販売ブースを設置し、「レスキュー野菜」と呼ばれる、さまざまな事情で捨てられそうな野菜を販売しています。次に、「マガザンキョウト」での取組についてお話を伺い、最後に「CORNER MIX」でレスキュー野菜を使ったミックスジュースを試飲しながら、一日の学びを振り返る時間を持ちます。
ツアースケジュール
- - 13:00 集合(JR丹波口駅)
- - 13:30 西喜商店訪問
- 食品ロス対策や軒下青果店の活動を理解
- 協力店舗としてのメリットについて学ぶ
- 一日の振り返りとミックスジュース試飲
参加費は1名あたり1,000円ですが、ミックスジュースの試飲が含まれています。定員は10名で、応募は先着順となっており、締め切りは2025年12月5日(金)です。参加希望の方は、公式ウェブサイトの申込フォームからお申し込みください。
過去の循環ツアーの様子
これまで実施された循環ツアーの参加者からは、「地域とのつながりを実感できた」、「自社での取り組みに活かせるヒントを見つけた」といった声が寄せられています。実際に地域企業が行っている取り組みを知ることで、新たな視点を得られる絶好のチャンスです。
【公益財団法人京都市環境保全活動推進協会について】
この団体は、持続可能な社会、いわゆる脱炭素型社会や循環型社会の実現を目指しています。市民や事業者、行政、教育機関と連携し、環境に配慮した地域社会をつくるための活動を広く展開しています。
ぜひこの機会に参加いただき、持続可能な未来に向けた一歩を踏み出してみませんか。興味のある方は早めに申し込みをお勧めします。