京友禅の美を身近に！Pagongとタイガー魔法瓶が話題のアートボトルをリリースします

京友禅の魅力を日常で楽しむ

京都の亀田富染工場が展開するブランドPagongが、タイガー魔法瓶と手を組み、京友禅の美しい柄を施した真空断熱ボトル「MJX-B481」を2025年10月1日に発売します。この新商品は、日常使いのアイテムとして日本の伝統美を気軽に感じられる機会を提供します。

Pagongの理念「伝統と革新」を実現

Pagongは京友禅染色工場の亀田富染工場からスタートしたブランドで、着物の柄をアロハシャツや他のライフスタイル商品へと展開してきました。その理念は「伝統と革新を日常に」というもので、今回の新たなプロジェクトもこの理念から生まれています。誰もが手に取れるアイテムで京友禅の美を身近に感じられるのは、まさに革新的と言えるでしょう。

京友禅とは

京友禅は、江戸時代に京都の知恩院門前で扇子絵師として活動していた宮崎友禅斎によって生み出された染色技術です。その特徴は布地に繊細で多彩な模様を施すことで、年月と共に手描友禅や型友禅など様々な技法が進化し、今に受け継がれています。

御所解模様

この模様は、江戸時代中期から後期にかけて京都御所の奥方が用いた一種の風景模様。公家の女性たちは、奥方から払い下げられた小袖を再利用してこの模様を使ったことから、「御所解模様」と名付けられました。優雅な素材を組み合わせたこの柄は、見る者を古の雅な世界へと誘います。

龍神と富士越龍

「龍神」は謡曲「竹生島」を基に描かれ、力強い龍神を中心に楽器や小物が絡み合うデザイン。このモチーフは、明治から大正時代にかけて特に人気があり、男性の着物に使用されました。さらに、「富士越龍」は北斎の晩年の作品からインスパイアされたもので、日本の象徴である富士山と飛翔する龍を描いています。これらのデザインがMJX-B481に取り入れられており、その美しさは圧倒的です。

アートボトルのこだわり

立体的な表面加工

MJX-B481の特長は、柄に合わせた立体的な表面加工です。一層一層丁寧に色味と模様を重ねることで、モチーフの質感や手触りをリアルに再現しています。これはPagongの独自技術であり、実際に手にとって触れることで、その立体感を感じられるのは非常に魅力的です。

贈り物に最適な桐箱

ボトルは、桐箱に収められ、優雅で格調高い印象を与えます。桐は軽量かつ防湿性に優れており、熟練の職人によって丁寧に作られた桐箱は、まさに贈り物にぴったりです。

さらなるクオリティ

MJX-B481は、日本製の高品質なボトルで、なめらかな飲み口とスーパークリーン加工にこだわっています。制作者の情熱が込められた製品です。

Pagongの夢と情熱

Pagongの代表は、「京友禅の技法を活かし、皆さんがその美しさを感じられるようなアイテムを作っていくことが大切」と語ります。これは単なる製品ではなく、日本の美を伝える重要な文化の一部であり、世界中の人々にこの美しさを感じてもらいたいという思いから来ています。

Pagongは、これからも日本の伝統美を守りながら、新たな風を吹き込むラインナップを展開していくでしょう。京友禅を取り入れたMJX-B481は、間違いなくその一助になる製品です。