新たなスペース効率を追求した微小ビーム径測定器の登場

省スペース設計の新型ビームプロファイラの誕生

株式会社光響は、レーザー技術の発展を支える重要な測定器であるビームプロファイラの新たな製品ラインを発表しました。この新製品は、特に設置スペースに制約のある環境でも使いやすい横置き型の微小ビーム径測定用ビームプロファイラ（型式: LBP-C05VIS-BE-SP01）です。

ビームプロファイラとは

まず、ビームプロファイラとは、レーザーのビームがどのような形状で出射され、強度がどのように分布しているのかを可視化・数値化するための測定機器です。これにより、レーザーの出力や特性を評価し、開発や製造、品質管理に活用することができます。特に、ビーム径が極めて小さな場合（30 μm以下）には、従来のカメラ式ビームプロファイラでは測定が難しいため、専門的な製品が求められます。

光響は、こうしたニーズに対応すべく、シリーズの中で特に小型ビーム径の測定が可能な「微小ビーム径測定光学系」を開発し、需要の高い市場で評価を得てきました。

新しい横置き型ビームプロファイラの特徴

新たに登場したLBP-C05VIS-BE-SP01は、その設計に横向き構造を取り入れることで、高さに制約のあるスペースにも設置しやすい特性を持ちます。また、カメラ一体型のデザインを採用しているため、装置内に組み込む際も非常に柔軟に対応可能です。

これにより、立体的な測定環境や狭いスペースでの活用が期待でき、新しい実験環境への導入やシステム統合の可能性が広がります。特に、研究開発や製造の現場においては、その利便性が大きな価値を生むことでしょう。

導入方法とカスタマイズの提案

光響では、顧客のニーズに応じた最適な製品選定や導入方法の提案を行っています。各種ビームプロファイラに加え、関連オプションの組み合わせを通じて、計測ソリューションを提供します。また、デモ機を使用した検証が可能で、実際の測定環境における性能を確認することもできます。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。