京都・西陣の新しい工芸体験「ここきよ」オープン!
京都の美しい街、西陣に新たな工艺体験の拠点「ここきよ」が誕生します。この施設は、老舗の漆屋「佐藤喜代松商店」の敷地内に位置し、子どもから大人まで楽しめる漆塗り体験を提供します。本記事では、このユニークな体験の詳細とともに、漆文化の魅力をご紹介します。
漆遊びの魅力、色漆でカラフルなカップを
「ここきよ」で行われるワークショップは、何よりも首先に、色漆を使った自由な発想の中での漆塗りが楽しめます。伝統的な漆は黒や赤のイメージが強いですが、ここではカラフルな色漆を選んで、オリジナルの漆カップを製作します。色とりどりの漆を組み合わせることで、世界に一つだけの作品を生み出すことができます。
体験中は、熟練した職人と直接対話し、漆造りの魅力や技術的な知識を深めることができます。このプロセスを通じて、漆の新たな可能性に触れ、ものづくりの楽しさを体験できます。
体験の詳細と特典
この漆カップ製作体験を行うにあたり、参加者は以下の内容を楽しむことができます:
- - 自由に色漆を選び、個性豊かな漆カップを製作
- - 漆工房の見学ツアーで、背後にある伝統技術に触れる
- - 仕上げたカップと共に、地元の西陣京菓子を楽しむペアリング。これにより、視覚だけでなく味覚でも楽しめる体験となります。
完成したカップはそのまま持ち帰ることができるため、自宅での使用を楽しみながら、特別な思い出も持ち帰れます。
体験料金と予約情報
体験料金は18,700円(税込/1名)で、製作個数が2個以上の場合は1個あたり5,500円の追加料金がかかります。予約は公式サイトで可能で、体験日を設定できます。
オープンに合わせて、COCOO初の直営店舗「COCOO Shop & Gallery」もオープンします。ここでは、漆を使ったアイテムや一点もののアートピースが揃っており、スタッフとの対話を通じて深い理解が得られるでしょう。特にオープニングセールも行われるため、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ここきよへのアクセス
「ここきよ」は京都市北区に位置しており、公共交通機関を利用した場合、嵐電「北野白梅町駅」から徒歩10分。JR「円町駅」からは市バス[205系統]で「わら天神前」まで行けば、徒歩1分でアクセスできます。また、駐車場も2台分用意されていますので、車での訪問も可能です。
漆文化を未来へ繋ぐ「ここきよ」の理念
「ここきよ」は、単なる工芸体験の場ではなく、漆文化を未来に繋げる拠点として期待されています。伝統的な技法と新しいアプローチが融合し、この場から新たな漆の魅力や楽しさが生まれることを目指しています。さまざまなバックグラウンドを持つ人々が集い、漆を通じて共鳴し合う場として特徴付けられています。
これからの京都、西陣から発信される新しい漆文化の可能性を感じながら、ぜひ「ここきよ」での体験をお楽しみください。