BEYOND2025が始動
2025-09-30 17:08:13

京都市が中心となり、ソーシャルカンファレンス「BEYOND2025」が新たに始動

新たなソーシャルカンファレンス「BEYOND2025」がスタート



京都市中京区に本社を置く株式会社talikiが主催するソーシャルカンファレンス「BEYOND2025」に向け、京都リサーチパーク株式会社・京都市と共同で記者会見を行いました。この会見では、社会課題を解決しようとするプレイヤーを支援するための実行委員会が発足したことが発表されました。会見には、タリキの中村多伽代表、京都リサーチパークの浅野貢男社長、京都市長の松井孝治氏が登壇し、それぞれの思いを語りました。

「新しい公共」の実現を目指して



松井市長は、15年前の新しい公共円卓会議での「新しい公共」宣言を振り返り、政府と市場、国民が連携して社会課題を解決していく重要性を強調しました。彼は、「新たな再分配のあり方について考えることがBEYOND2025のテーマである」と述べ、これからの社会では国民や企業、市場セクターが一体となって問題解決に取り組むべきだと信じています。

一方、浅野社長は、KRPが35年にわたり社会に新しいイノベーションをもたらす拠点であったことを説明し、今回のBEYOND2025が多様なセクターを結び付け、持続可能な社会を築くための起点になることを期待しました。

「再分配のはじまり」とは?



BEYONDは2018年から始まった取り組みで、社会起業家が孤独に挑戦を続ける中で、異なるセクターの壁を取り払うための場を提供しています。中村代表は、「再分配」を、リソースを意志を持って社会に届ける仕組みと定義し、官民連携の新しい挑戦を期待していると語りました。

記者会見では、新たな取り組みとして以下の4つが発表されました:
1. 全国4都市でのプレイベントの開催。
2. 社会起業家や中高生の無料招待。
3. 「応援チケット」制度の導入。
4. 8以上の多種多様なサイドイベントの開催。

「応援チケット」制度とは?



「応援チケット」制度は、参加者が共感したNPOや一般社団法人のブース出展者に、500円分のチケットを渡すことで、応援の声を届ける仕組みです。集まったチケットの金額は各団体に賞金として贈られます。この制度は、参加者と出展者のつながりを促進する新しい形となっています。

京都市長も登壇するセッション



記者会見では、10月3日に開催されるオープニングセッションに京都市長が登壇することも発表されました。テーマは「成長か分配か」を超え、新しい再分配の考察です。このセッションでは、社会課題解決に携わる専門家たちが一堂に会し、「インパクト・エコノミー」について議論を行います。

BEYOND2025の概要



「BEYOND2025」は、社会課題解決を目的にしたソーシャルカンファレンスで、過去最大の規模で開催されます。多様なトークセッションやピッチ発表、ブース出展が予定され、参加者が共に学び、出会い、実践する場を提供したいと考えています。

開催概要


  • - 日程: 10月3日(金)12:00~17:35、10月4日(土)11:00~18:00
  • - 場所: 京都リサーチパーク4号館
  • - 詳細情報: BEYOND公式サイト

京都市、taliki、京都リサーチパークが共同で立ち上げた「BEYOND2025」は、将来の社会に向けた新しい挑戦となることでしょう。
皆さまの参加を心よりお待ちしています。


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