ファミリーマートとコカ・コーラ、LGBTQ+支援の新たな一歩を踏み出す
ファミリーマートとコカ・コーラ ボトラーズジャパンが、2023年10月11日の「国際カミングアウトデー」に合わせて、LGBTQ+支援のための共同イベントを開催します。この企画は、企業間の連携を強化し、参加者が「知る」ことから「動く+広める」ステージへ進むことを目的としています。
2025年10月15日(水)、コカ・コーラ ボトラーズジャパンの本社で行われるこのイベントには、認定NPO法人ReBitの代表理事、藥師実芳氏を迎え、LGBTQ+の理解を深める講演が行われます。藥師氏は「カミングアウト」や「SOGIハラ(性的指向や性自認に関するハラスメント)」についての知見を共有し、当事者のストーリーを通じて、リアルな体験や視点を参加者にもたらします。
このイベントは、これまでに参加した社員が得た多くの気づきを元に、今後の行動につなげることを目指しています。社員が自発的に「ALLY(アライ)」としての行動を考え、自らのアクションプランを提案できる機会となることで、日常生活や職場のコミュニケーションにおいて具体的な行動を生むことが期待されています。
多様性の力を信じて
現在、日本国内のLGBTQ+当事者は約9.7%とされており(株式会社電通「LGBTQ+調査2023」より)、ALLYの存在はインクルーシブな社会の実現にとって不可欠です。両社は2023年より「多様性をちからに」というテーマの下、連携を深め、延べ2,600名以上の社員がプロジェクトに参画してきました。この活動は、単なる企業の取り組みにとどまらず、広く社会に影響を与える可能性を秘めています。
各社の思い
ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」というメッセージのもと、すべての人に寄り添い、自分らしく活躍できる場の提供を目指しています。コカ・コーラ ボトラーズジャパンでは、社員一人一人の多様な働き方を尊重し、ウェルビーイングを向上させる文化の醸成に力を入れています。
藥師氏が率いるReBitは、LGBTQ+の人々がそのままで未来を選択できる社会を築くことを目指し、長年にわたって教育や福祉の分野で包摂に取り組んできました。彼らの活動に賛同する企業との連携は、認知の拡大だけでなく、多くの人々の行動変容を促す重要な一歩です。
イベントの詳細
この一連のプログラムは、以下の通りです。参加者は、藥師氏による講演を通じて、LGBTQ+の現状を学び、その知見を元に自身の行動を見直すことが求められます。さらに、講演後には社員によるアクションプランの提示も行われ、参加者自身が次のアクションをどのようにして取るべきかを考える機会となります。
開催日時:2025年10月15日(水)12:00~13:00
場所:コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社本社
内容:
- - 藥師実芳氏による講演
- - 講演に基づくアクションプランの提案
このイベントは、当事者の声を届け、より良い社会を築くための第一歩となります。参加者が新たな理解を得て、インクルーシブな社会への具体的なアクションを起こすきっかけを生むことが期待されています。