カヌーを通じて地域を活性化！綾部市で地域おこし協力隊員募集開始

カヌーを通じて地域を活性化！

京都府の綾部市が、地域おこし協力隊員を募集開始しました。この新しい試みは、地域資源を最大限に活かし、特にカヌーを中心にした活動を通じて地域振興を目指します。本稿では、この活動内容や、求める人材像について詳しく紹介します。

綾部市の魅力とアウトドア資源

人口約3万人を抱える綾部市は「京都北部の奥座敷」とも称される自然に恵まれた地域です。特に山家地区は、カヌーやトレイルラン、キャンプに温泉など、多彩なアウトドア活動が楽しめる場所として注目されています。最近では、令和2〜3年度にかけてカヌー乗艇場が整備され、ますますその魅力が高まっています。

毎年開催される「あやべ水源の里トレイルラン」は、地域住民と訪れるランナー達が一緒になって里山の美しさを享受するイベントとして、多くの参加者が集まります。また、地元の農家民宿や古民家での宿泊は、地域の文化に深く触れながら自然との一体感を楽しむ絶好の機会です。さらに、アウトドアブランドの「モンベル」にフレンドエリアとして認定されており、今後の体験プログラムの展開にも期待が寄せられています。

地域おこし協力隊の活動内容

今回募集される地域おこし協力隊員には、以下のような業務が期待されています：

- カヌー教室の開催や指導を通じた、地域資源の有効活用
- カヌーを軸にした観光資源の発掘と地域活性化の企画・実施
- 地域住民や観光関係者との交流・関係構築
- 体験イベントや共同プロジェクトの実施
- 進行中の活動の記録と発信（SNSやnoteを利用）
- 地域での役割や活動基盤の構築の模索

この活動を通じて、ひとり一人の個性と情熱を生かしながら、地域に根ざした新しい価値を生み出すことが期待されています。

求める人物像

求められる人材は、地域での暮らしを大切にし、自然環境に深い関心を持つ方が理想です。特に、カヌーなどのアウトドアアクティビティに対する情熱と、自ら行動を起こす意欲が求められます。地域の魅力を伝える活動に挑みたい方、さらに綾部での安心できる生活を営んでいきたい方々を歓迎します。

勤務条件

新しい協力隊員の活動地点は綾部市山家地区で、活動日は月曜日から金曜日の週4日以内、勤務時間は午前9時から午後5時まで、月28時間程度で、報酬は月額163,000円となっています。地域に根ざした生活を支えるため、住居や活動用の車両が提供され、必要な保険にも加入できます。

andONEによる伴走支援

このプロジェクトでは、採用後もandONEが応募者を全面的にサポートします。相談が必要な際には、メンターがピアアドバイザーとして支え、オンラインでの相談窓口を設けており、知識やノウハウを共有するための機会も用意されています。さらに、地方が抱える様々な課題に対する解決策を提供し合う環境を整えています。