亀山城跡で明智光秀の歴史を感じる芸術展「城跡芸術展2025」
2025年10月11日から26日まで、京都府亀岡市の伝説の地、丹波亀山城跡にて「城跡芸術展2025」が開催されます。この芸術展は、歴史的な意義を持つこの土地にゆかりのあるアーティストたちが集まり、アート作品を通じて新たな物語を描くイベントです。主催は亀岡市副市長を務める佐々木京子氏が委員長を務める「かめおか霧の芸術祭実行委員会」です。
歴史の中のアート
丹波亀山城跡は、戦国時代に明智光秀によって築かれたお城の跡地です。水面に映える石垣、赤松の林、そして周囲の豊かな自然が歴史的背景を物語ります。アート展は、この特別なロケーションを舞台に行われることによって、過去と現在を結ぶ新たな価値が生まれます。
ヤノベケンジ氏による特別トーク
特筆すべきは、10月19日に行われる現代美術家ヤノベケンジ氏とのスペシャルトークセッションです。亀岡にゆかりのあるアーティストやアートグループAntennaと共に、彼の活動や創作プロセスについて直接聞くことができます。このトークはアートをもっと深く理解するための貴重な機会です。
さらに、出展するアーティストによるワークショップやパフォーマンス、オープンアトリエも企画されています。これにより多様な表現に触れるチャンスが広がっています。
様々なアーティストによる多彩な作品
展示される作品は、絵画、彫刻、陶芸にとどまらず、光や音を使用したインスタレーションやパフォーマンスなど、多種多様です。世界的に有名なアーティストから新進の才能あふれる作家まで、気鋭の26組が参加します。彼らの新作は、ここでしか見られないものばかりです。
ミュージアムショップの新設
今年の展覧会では、初めての試みとしてミュージアムショップも設けられます。参加アーティストの作品やオリジナル商品が販売され、アート鑑賞だけでなく、特別な商品と出会うことができる場となります。ファン必見の魅力が詰まっています。
地元グルメが楽しめる「ボンボンマルシェ」
10月19日には、「ボンボンマルシェ」も実施され、出展アーティストの作品やグッズに加え、地元の作家やクリエイターによる店舗が集結します。アートを鑑賞した後に、おいしいフードやドリンクを楽しみながら、賑やかな交流ができるスペースです。
開催概要
- - 会期: 10月11日(土)〜10月26日(日)午前10時~午後4時30分
- - 会場: 丹波亀山城跡(京都府亀岡市荒塚町内丸)
- - 入場料: 無料(ワークショップは一部参加費あり)
通年活動している「かめおか霧の芸術祭」は地域の課題解決をテーマに、アートの力を通じて文化芸術の振興を図っています。ぜひこの機会に、歴史ある亀山城跡で、アートと共に新たな体験を深めてください。