日本のそめおり展
2025-07-22 13:35:21

伝統の染織が一堂に集結!「日本のそめおり展」京都で開催中

日本の伝統が息づく「日本のそめおり展」



2025年7月16日から8月18日まで、京都伝統産業ミュージアムのMOCADギャラリーにて「日本のそめおり展」が開催されています。この展覧会は、日本全国の和装産地が誇る着物や帯といった伝統的な染織品を一堂に集めたもので、11月までの長期間に渡って、各地の職人たちが培った技術と文化を紹介しています。

会場と展示内容



会場となる京都伝統産業ミュージアムは、京の伝統的な産業を知ることができる貴重な場所です。MOCADギャラリーでは、北は山形の米沢から、南は鹿児島の奄美大島まで、日本の各地域の染織の技術や文化を感じることができます。展示されている染織品は、それぞれの地域特有の技術や素材を活かしたもので、見ているだけでも地域の魅力が伝わってきます。

各地の魅力が詰まった染織品



展覧会では、名高い西陣織や京友禅、さらには結城紬や小千谷縮、丹後ちりめん、本場大島紬など、各地域の伝統的な技術とその歴史を感じられる作品が展示されています。それぞれの作品が持つ技術の違いや、使われている素材の違いなども興味深いポイントです。また、手織りや手染め、絞り、さらには刺繍など、様々な技法を用いた多様な染織表現が一堂に揃っており、訪れる者を夢中にさせる魅力があります。

職人による実演が見どころ



会期中の特別イベントとして、毎週土曜と日曜には職人による実演も行われます。実際に手を動かして作品を作り出す職人の姿を間近で見ることができる機会は、ただの観覧者では得られない貴重な体験です。これにより、伝統の技がどのように受け継がれ、現代へと昇華されているのかを直に感じることができます。

開催情報



  • - 会期:2025年7月16日(水)~8月18日(月)
  • - 開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
  • - 休館日:7月28日(月)
  • - 会場:京都伝統産業ミュージアム MOCADギャラリー(みやこめっせ B1F、京都市左京区岡崎成勝寺町9-1)
  • - 入場料:無料

伝統産業への理解を深める



本展は、全国和装産地市町村協議会の主催により実現したもので、日本全国の伝統的な和装産業を活性化する目的があります。各地の職人たちの技術や文化を学ぶことで、我々の暮らしにどのようなエッセンスが加わるのかを考える良い機会です。一度足を運んでみることをお勧めします。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 京都伝統産業ミュージアム 日本のそめおり展 伝統染織

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。