泉涌寺の秋
2025-11-21 11:31:40

秋の紅葉が織りなす静けさの美、泉涌寺の魅力とは

秋の紅葉が織りなす静けさの美、泉涌寺の魅力



京都の東山、静けさに包まれた「御寺」泉涌寺は、まさに心を静めることができる場所です。この寺院の美しさは、特に秋の紅葉が見頃を迎える時期に際立ちます。御座所庭園では、黄金色や朱色に色づく木々が、澄んだ空気の中で静かに息づいています。

楊貴妃観音像の優美さ



泉涌寺には、1230年に湛海律師が中国から持ち帰ったとされる楊貴妃観音像があります。この像は約800年もの歳月を経てもなお、圧倒的な美しさと色彩を保っています。観音像はただの外見の美にとどまらず、「心のありよう」「生き方そのものの美」を反映しています。そのため、多くの女性たちにとって、心の拠り所のような存在となっています。

新たなお守りで美しく生きる



泉涌寺ではこの秋、新たな祈りの心を形にした授与品を用意しました。「美しく生きる」ことをサポートするお守りとして、日常に静かな彩りを与えます。これらの授与品は、訪れる人々の心に深い印象を残します。

楊貴妃観音お‘美’くじ



このおみくじは、泉涌寺の僧侶が祈りを込めて書いた「美」を象徴する漢字一文字を授かることができます。選ぶことができる言葉は「凛」「綾」「碧」など、気品と自然美を感じる30種類から構成されています。陰陽五行をテーマにした5色展開の散華型カードに印刷されているため、持ち運びにも便利です。

楊貴妃観音御朱印帳(NFCタグ付)



新しい時代の祈りを体現する、スマートフォンをかざすと楊貴妃観音像を3Dで拝観できる御朱印帳も発売中です。伝統と最新技術が調和した、全く新しい体験ができます。

楊貴妃観音手鏡御守(巾着袋付)



観音像の宝相華をモチーフにした、この手鏡守は心身の美を祈願する内符が込められています。京織物で仕立てられた巾着袋も、おしゃれな要素を加えます。

御座所庭園の美しき秋



泉涌寺の名所である御座所庭園は、歴代の天皇も目にした美しさを誇ります。朝の光に照らし出された紅葉は、まさに黄金や深紅のコントラストが美しい瞬間を作り出します。この庭園は、秋の最盛期にたくさんの参拝者で賑わいますが、開門後の午前中には静謐な時間を過ごすことができます。観音像の前で心を鎮める時間は、何物にも代えがたい特別なひとときです。

秋季限定の特別朱印



さらに見逃せないのが、楊貴妃観音像が手に持つ宝相華と、彼女が好んだライチが描かれた秋季限定の特別朱印「楊貴妃観音 心身美麗」です。特別な記念にぜひ受け取ってみてください。

泉涌寺の歴史と拝観案内



泉涌寺は歴代天皇の御菩提所として、江戸時代以降は多数の皇室の陵墓も独自の境内に設けられています。重要な歴史的背景を持ったこの寺院では、令和八年(2026年)には開山俊芿律師の八百年御遠忌を迎えます。

拝観案内は次の通りです。大人500円、子ども300円(小・中学生)。拝観時間は、3月から11月まで9:00から16:30、閉門は17:00です。12月から2月は9:00から16:00、閉門は16:30となります。

アクセスはJR・近鉄・地下鉄の「京都駅」からタクシーで約10分。JR奈良線や京阪電車「東福寺駅」からは徒歩20分の距離です。秋の美しさに包まれた泉涌寺を訪れて、特別な体験をしてみませんか?

公式サイト


泉涌寺公式サイト

住所


京都市東山区泉涌寺山内町27
TEL: 075-561-1551

行事によっては、一部の施設が拝観できない日や時間がありますので、事前にご確認ください。


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