新たな観光スタイルを創出する『マルチエキューブ』
2025年11月21日、京都市内の四つの駅にて、京阪電気鉄道とJR東日本スマートロジスティクスによる多機能ロッカー『マルチエキューブ』が設置されます。このロッカーは、予約やキャッシュレス決済、さらには多言語対応も可能なため、訪日外国人や観光客にとって非常に便利なアイテムとなります。
利用できる駅と機能
『マルチエキューブ』は、七条、祇園四条、三条、出町柳という京阪電気鉄道の主要4駅に設置されます。それぞれの駅では異なる台数のロッカーが用意されており、個々のニーズに応じた荷物の預け入れや配送が可能です。特に2026年1月からは、指定の宿泊先ホテルへの荷物の当日配送サービスもスタートし、観光をより一層手軽に楽しむことができるようになります。
利用方法と料金
利用者は、一般の登録なしでロッカーを使用でき、営業時間は始発から終電まで。預け入れ料金は、サイズに応じて以下の通り設定されています。
- - Sサイズ: 500円
- - Mサイズ: 700円
- - Lサイズ: 1,000円
さらに、ホテルへの荷物配送は、Sサイズが1,500円、Mサイズが1,600円、Lサイズが1,700円とされています。また、決済方法は交通系ICカード、QRコード、クレジットカードなど多岐にわたります。
便利なマルチエキューブの特長
『マルチエキューブ』の最大の魅力はその多機能性にあります。予約、預け入れ、受取、発送といった4つの主要な機能が一つのロッカーに集約されており、手間を省きます。さらに、利用者が操作する際以外はロッカーが施錠されるため、安全性も高いのが特長です。これにより、観光客は安心して荷物を預けることができます。
既に東京駅や新宿駅では685台が設置されており、今後全国的に1,000台の展開が計画されています。これに伴い、旅行者の利便性が向上し、地域の観光産業にとってもプラスの効果が期待されています。
京都の観光をさらに楽しむために
訪れる観光客にとって、手ぶらで観光できるというのは大きな魅力です。例えば、名所である清水寺や伏見稲荷大社を周遊する際に、大きな荷物を抱えることは多くの人にとってストレスの原因になります。『マルチエキューブ』を活用することで、気軽に観光を楽しむことができるのです。
今後の観光スタイルの進化に注目しましょう。皆様も、2025年11月の『マルチエキューブ』の導入を楽しみにしていてください。詳しい情報は公式ウェブサイトで確認できます。
マルチエキューブ公式サイト