「CAPS 2025」展示が高島屋大阪店でスタート
2025年5月28日から6月10日まで、大阪の髙島屋にて「CAPS 2025」展示が開催されます。この展示は、京都芸術大学の大学院生や卒業生、教員による約140点の作品が一挙に見ることができる貴重な機会です。特に、初日の5月28日には注目のワークショップも予定されています。
展示の概要
展示は髙島屋大阪店の1階から7階までの各フロアで行われ、各作家がその得意とする表現手法を用いて作品を展開しています。作家たちによる多様なアートが、空間の中でリズミカルに交わり、訪れる人々に新たな感動を与えることでしょう。展覧会初日には、名和晃平や鬼頭健吾などの著名なアーティストによる特別ワークショップも開催され、参加者が自身の夢を形にする素晴らしい体験が待っています。
ワークショップ内容
ワークショップは以下の通りです:
- - 夢の耳(13:30〜14:00) では、参加者が自身の「恥ずかしい夢」を陶土で耳の形にし、その耳に思いを託して語りかけます。アート主導のこの体験は、まるで他者の夢の中に浸るような感覚を与えてくれるでしょう。
- - 空の香(14:30〜15:30) では、来場者が水を使って青いポートレートを歪ませる参加型アートが体験できます。この作品は鑑賞者とアートが一体となる新たな試みです。
- - ドリンクアンドドロー(15:00〜17:15) では、自由に描くことの楽しさを再発見するクロッキーセッションが行われ、ダンサーをモデルにして生きたパフォーマンスを体感できます。
展示作品について
高島屋の各階では、それぞれ異なるテーマで作品が展示されています。例えば、1階に並ぶ小笠原周の石の彫刻や木村舜の陶器・絵画は、それぞれの質感で空間を生かした魅力的なコラボレーションを生み出しています。また、3階では坂本森海の陶芸と映像のインスタレーションも目を引きます。
特に6階では、若林亮の「倒木」をテーマにした鉄の彫刻や本田大起による「人」をテーマにしたスカルプチャーが展示され、観客がその作品に体を寄せることで素材との関係を体感することができます。
CAPSについて
CAPS(Contemporary Art Practice Studio)は、京都芸術大学大学院の芸術専攻芸術実践領域に基づきます。このプログラムでは、在校生、卒業生、教員が協力し合い、より多様な表現方法を模索しています。CAPSが名称に持つ「S」には、スタジオとしての役割だけでなく、多面的な活動が含まれています。
今回の展示を通じて、アートが私たちの生活にどのように影響を与えるか、新たな視点を提供することになるでしょう。
是非、髙島屋大阪店に足を運び、アートの世界にどっぷり浸ってみてはいかがでしょうか。詳しい情報や入場方法については、
公式サイトをご覧ください。