京都国立近代美術館「MoMAK Films 2025」上映会のご紹介
Kyotoの文化の中心地、京都国立近代美術館では、2025年度の映画上映会「MoMAK Films 2025」のスケジュールが発表されました。この上映会は、国立映画アーカイブ所蔵の作品を中心に、日本映画の魅力を再発見するプラットフォームとして、毎年恒例のイベントとして多くの映画ファンに親しまれています。
多彩な特集
2025年度の「MoMAK Films」では、各種特集が企画されています。特に注目すべきは、「日本映画と音楽——生誕100年 芥川也寸志」という特集です。芥川也寸志は日本映画における音楽の草分け的存在であり、彼が携わった名作映画の数々とその音楽を特集します。
上映作品には、1960年に公開された『白い牙』や1962年の『東京湾』の2本がラインアップされています。これらの作品の上映後には、国立映画アーカイブの研究員によるアフタートークも予定されています。アフタートークでは、芥川が映画音楽にどのように寄与したのか、その歴史や特色について詳しく解説される予定です。
夏のホラー・コメディ特集
続く8月には「夏の終わりの日米ホラー・コメディ」という特集が行われます。こちらでは、1948年に制作された『生きてゐた幽靈』と、1993年の人気作品『キャプテン・スーパーマーケット』が上映される予定です。特に『キャプテン・スーパーマーケット』は、日本でも広く親しまれている作品で、観客を楽しませること間違いなしです。
動物と人間たち
また、11月には「動物と人間たち」という特集も。作品には、2004年に公開された『犬と歩けばチロリとタムラ』や2005年の『カルメン』が含まれています。動物とのコミュニケーションの深さを描いた作品は、観客の心を掴むことでしょう。
日本の女性映画人
最後に、2026年の2月には「日本の女性映画人——自主製作からメジャーまで」という特集が開催されます。自主制作映画からメジャー作品まで、男女問わず多彩な才能が活躍している映画界において、特に女性たちの足跡に焦点を当てた上映が期待されています。
詳細情報
各上映の日程や料金、定員などの詳細は、公式ウェブサイトで確認できます。各日ともに午前11時と午後2時の2回上映され、観覧料は520円。オンラインチケットの販売も行われており、予約も可能です。
-
日本映画と音楽: 5月24日・25日
-
夏の終わりの日米ホラー・コメディ: 8月30日・31日
-
動物と人間たち: 11月29日・30日
-
日本の女性映画人: 2026年2月21日・22日
- - 会場: 京都国立近代美術館
- - 開場: 各上映30分前
- - 公式サイト: 京都国立近代美術館
京都で日本映画の優れた作品を楽しむ絶好の機会です。今年の夏は、ぜひ「MoMAK Films 2025」にお越しください!