新たな観光名所「Osaka Sakurajima Resort」着工
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャルホテルで、唯一の外資系ホテルとなる「Osaka Sakurajima Resort」が、2025年12月に開業予定です。このプロジェクトは、三井住友ファイナンス&リース株式会社、鹿島建設株式会社、日本郵政不動産株式会社、京阪神ビルディング株式会社が共同出資して進められています。
世界的ブランドのIHGが運営
このリゾートは、世界的に認知されているIHGホテルズ&リゾーツが運営し、インターコンチネンタル、キンプトン、ホリデイ・インの三つのブランドが展開されます。このような多様なブランドを一つの施設内で享受できるのは、国内では初となります。
大阪ベイエリアの中心に位置
「Osaka Sakurajima Resort」は、大阪ベイエリアの中心に位置し、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのすぐ近くにあります。アクセスも抜群で、大阪駅からは約20分、伊丹空港からは約40分、京都駅・三ノ宮駅からは約60分で到着可能です。さらに、ユニバーサルシティポートに近接しており、舟運による市内アクセスも期待されています。この利便性により、国内外から多くの観光客を迎えることができるでしょう。
自然環境との調和
本プロジェクトでは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの西側と、安治川河口に面した東側に分けられた2つの建物が計画されています。西側は、ブルックリンの街並みを想起させる重厚感のあるデザインとなり、東側は安治川の美しい水面を反映した開放的な佇まいを持ち合わせています。このことにより、都市と自然が交差する風景を演出し、宿泊者に新たな体験価値を提供します。
水辺空間の整備
また、安治川とホテルをつなぐ水辺空間も整備される予定です。合同会社桜島開発は、上述の水辺エリアにおいて公募型プロポーザルを経て、広場の整備やアートの設置などを行い、水都大阪を体現する場所を目指します。この取り組みは、地域の賑わい創出にも貢献し、宿泊者や地元住民が訪れる憩いの場となるでしょう。
まとめ
「Osaka Sakurajima Resort」は、その立地、ブランドの多様性、自然との調和を兼ね備え、2025年の開業が待たれます。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの近くに立地することで、観光客にとって魅力的な滞在先となることは間違いありません。また、水辺の整備や地域の賑わいづくりは、さらなる観光促進につながると期待されています。これからの進展にも注目です!