京都駅ビルのデジタルギャラリー「KYOTO STATION GALLERY」
京都駅ビル7階に位置する「KYOTO STATION GALLERY」では、アートとデジタル技術を融合した新しい展示体験が提供されています。このギャラリーは、株式会社IDEABLE WORKSが運営しており、作家たちの作品とその制作過程を同時に楽しむことができます。この取り組みは、アートに対する理解を深めてくれるだけでなく、訪れた人々に新たな視点を与えてくれることでしょう。
新たな展示体験の特徴
「KYOTO STATION GALLERY」では、デジタル掲示板を3面にて設置し、それぞれ異なるアプローチでアート作品を展示しています。具体的には、以下の3面が用意されています:
- - aoiro(青色): 作品とともに制作過程の動画を同時に表示するデジタル額縁が設置されています。これにより、アートの制作の裏側をリアルタイムで体験することができます。
- - akairo(赤色): こちらでは、作品のみが展示されており、シンプルにアートを楽しむ空間になっています。
- - kiiro(黄色): 作品に加え、キャプションも表示されており、アーティストのプロフィールや作品についての情報を得ることができます。
この新しい展示スタイルを通じて、観客はアートとの距離を縮め、より深い理解を得ることができるでしょう。
参加アーティストと展示内容
展示にはさまざまなアーティストが参加しており、それぞれの作品でユニークな体験が提供されています。例えば、aoiroではEmaya Sena、厳峯 聡、ダイデン、愛鈴(Airin)などのアーティストがその作品を披露しており、視覚だけでなく心に響くような体験を提供しています。
他のパネルでも、akairoには7.7.4、EXA-9、gawoなど多彩なアーティストが参加しており、kiiroではSHINDY LUCK & LUCKY、Emmi Michitoなどがその想いを作品で表現しています。これにより、訪れる人々はアートの多様性を感じることができるのです。
HACKK TAG(ハックタグ)とは
この展示体験は「HACKK TAG」というプラットフォームに基づいています。HACKK TAGは、リアルとデジタルを融合させたアート専用のデジタル額縁を活用し、アーティストに自由な表現の場を提供しています。このプラットフォームは、プロからアマチュアまで、全てのアーティストの表現機会を最大化することを目的としています。
また、「PUBLIC GALLERY」や「INTERIOR GALLERY」といったサービスも提供しており、商業施設や医療施設の機会を活用してアートの普及を目指しています。これにより、地域の活性化や文化の発展を図ることが期待されています。
開館情報
「KYOTO STATION GALLERY」の開館時間は10:00から22:00で、展示は2025年12月16日から2026年2月15日まで行われます。最終日は15:00までの短縮営業となるため、早めの訪問が推奨されます。詳細については、公式ウェブサイト
こちら を訪れてご確認ください。
この新しい展示スタイルは、多くの人々がアートに触れるきっかけとなることでしょう。リアルとデジタルが融合した未来のアートをぜひ体験してみてください。