津南醸造、ICC KYOTO 2025「SAKE AWARD」で日本酒の魅力を再発見
2025年9月に京都で開催される「Industry Co-Creation(ICC)サミット KYOTO 2025」において、津南醸造の代表鈴木健吾氏が「SAKE AWARD」の公式審査員として登場しました。このアワードは、全国から酒蔵が参加し、香り、味わい、生産技術など多面的に評価されることが特徴です。
SAKE AWARDについて
「ともに学び、ともに産業を創る。」をテーマにした今回のアワードでは、13社が名を連ね、予選と決勝を経て、その技術と味わいを競いました。審査には鈴木氏を含む50名以上の審査員とオーディエンスが関わり、さまざまな意見が交わされる場となりました。特に注目を集めたのは、「ぷくぷく醸造」が優勝を果たした瞬間であり、これにより新たな才能が日本酒の世界に登場したことが強調できます。
鈴木氏は、審査の中で出品された日本酒に対し、その品質や創造性を丹念に評価。さらに、会場ではハニーハンターによるミードやクラフトビールが紹介され、酒類全般の未来に対する新たな視点を得る貴重な機会ともなりました。
津南醸造の理念と特徴
津南醸造株式会社の本社は新潟県中魚沼郡津南町にあり、この地は豪雪地帯として知られています。この自然環境を背景に、津南醸造では地元産の酒米「五百万石」や「魚沼産コシヒカリ」を使用した酒造りが行われています。
自身の醸造哲学として、自然との共生を掲げる津南醸造は、厳しい環境を克服しつつ、常に新たな技術を取り入れる革新も大事にしています。これまでにも数々の栄冠を手にしており、2025年の「越後流酒造技術選手権大会」では、新潟県知事賞を受賞しました。
日本酒の新たな可能性
ICC KYOTO 2025の「SAKE AWARD」を経て、鈴木氏は日本酒の未来には限りない可能性が秘められていると強く感じたと語ります。伝統技術だけでなく、現代のニーズに応えた新しい製品づくりが求められる時代です。その中で、他のアルコール飲料とともに、日本酒が持つユニークな魅力をどう生かしていくかが、大きなテーマとなるでしょう。
以上の観点から、津南醸造は今後も多様なアプローチで日本酒の発展に寄与していくことを目指しています。そして、ファンや一般の人々にとっても、これからの日本酒の世界がより一層楽しみになることでしょう。
津南醸造に興味がある方は、ぜひ公式ウェブサイト(
津南醸造ウェブサイト)を訪れ、新しい日本酒の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。