セミナー大成功
2025-07-22 08:37:26

障がい児へのセクシャリティ教育セミナー、参加者54名が集う盛況ぶり

障がい児へのセクシャリティ教育セミナー、参加者54名が集う盛況ぶり



2025年7月16日、京都府城陽市にある福祉センターホールにて、特定非営利活動法人ゆう・さぽーと主催の「障がい児へのセクシャリティ教育について」というセミナーが開催されました。このセミナーは、当初の定員40名を大幅に超え、54名の参加者を迎え盛況のうちに終了しました。

このセミナーは、障がいを持つ子どもたちが性についての正しい理解を深め、健全な成長を促すことを目的としています。「性は人権である」という理念のもと、障がい児支援に関わる方々が性についての知識を再確認し、子どもたちに効果的に伝えるための「大人の学び直し」を促進しました。

参加費は500円と手頃であったため、多くの方が参加しやすくなっていたようです。また、参加者の高い関心度を示すように、アンケートでは最も多くの回答者が「内容に興味があった」とし、そのテーマの重要性が改めて確認されました。

専門講師の充実した内容と高い理解度


セミナーでは、NPO法人発達障害サポートセンター ピュアの平木真由美氏が講師を務め、性の教育について深い理解を提供しました。彼女は看護師や社会福祉士の資格を持ち、発達障害児支援の実績が豊富です。平木氏のわかりやすい講義は、参加者からも好評だったようで、約69%が「内容をよく理解できた」と回答しています。

講義の形式は従来の講義スタイルに加え、演習を交えた体感型のものでした。参加者は、性に関しての具体的な知識を学ぶだけでなく、サイコロゲームやロールプレイを通じて拒否の意思表示の重要性も学びました。これらの活動により、参加者の学びがより実感的なものとなっていました。

具体的な学びと課題解決への道筋


参加者からは「性は人権であること」や「医学用語を用いた性器の呼び方の重要性」、「拒否意思表示の実践」など具体的なアプローチが印象に残ったとの声も多く聞かれました。また、受講前に抱える課題が「十分に解決できた」と感じた参加者も多く、その後の具体的な支援への活用を期待する声が上がりました。

今後の期待と継続的な学びへ


セミナーが盛況に終わったことで、参加者からは今後も継続的な学びの機会が必要との意見が寄せられています。特に、「性教育をさらに掘り下げたい」「具体的な事例を共有する形式が良い」といった要望が上がり、特定非営利活動法人ゆう・さぽーとはこれに応える形で、今後も障がい児へのセクシャリティ教育の研修を検討しているとのことです。

このように、今回のセミナーはただの一回限りのイベントとして終わることなく、参加者同士が知識を共有し合う場としても重要視されており、今後の継続的な活動に期待が寄せられています。具体的で充実した内容を持ったこのセミナーが、障がい児支援の現場において役立つ成果を生み出すことを願っています。


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