AI図面管理システム「ARCHAIVE」が東京都プロジェクトに採択
株式会社STAR UP(本社:京都府京都市)は、AI図面データ管理ハブ「ARCHAIVE」が東京都の「現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」に採択されたことを発表しました。このプロジェクトは、テクノロジーを通じて文化を創出し、未来に価値を残すことを目指すものです。
採択の背景
東京都中央卸売市場では、多くの市場施設における膨大な電子図面の一元管理が喫緊の課題となっています。これまでの電子化は進んでいるものの、電子データが整理されていないため、業務の効率化が図れていないのが実情です。特に工事の施工順に基づく図面管理が不十分で、データの利活用が進んでいませんでした。
当社の「ARCHAIVE」は、これらの問題を解決するために設計されたシステムです。図面と関連データを一元的に管理することで、業務効率を大幅に向上させることが期待されています。この有用性が評価されて、東京都のプロジェクトに採択されました。
プロジェクト概要
本プロジェクトは、東京都中央卸売市場における図面管理の効率化を目的としています。具体的には、電子データや紙で保存されている改修履歴、設備配置、竣工時期などの情報をデジタル化し、一元管理できるシステムを開発し導入する予定です。これにより、従来の紙ベースの情報管理からデジタルへとシフトし、透明性の高い施設管理が実現します。
さらに、この取り組みは公共事業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)促進の一環として位置づけられており、AI時代における建築土木業と製造業のデータ活用の基盤を築くプラットフォームとしても展開される計画です。
STAR UPの事業内容
株式会社STAR UPは、様々な業界に対してAIソリューションを提供している企業です。中でも、製造業や建築土木業向けのAI図面データ管理ハブ「ARCHAIVE」や需要予測サービス「SENDAI」などが主力プロダクトとして注目されています。これらの製品は、企業内のデータ資産を統合し、効率的な検索や管理、分析を可能にする革新的なプラットフォームです。
今後の展望
今回のプロジェクト採択をきっかけに、公共事業におけるDXを進めるためのサービスを育成していく方針です。「ARCHAIVE」を通じて、AI技術を活用した新たな建築土木業および製造業のデータ活用のプラットフォームを広げ、業界全体の効率化と生産性向上を図っていきます。
会社情報
- - 会社名: 株式会社STAR UP
- - 所在地: 〒602-8061 京都府京都市上京区甲斐守町97西陣産業創造會館109
- - 代表者: 代表取締役 緒方勇斗
- - 設立: 2023年11月30日
- - 事業内容: AIを活用した共同開発・新規事業開発、AIプロダクトの開発、製造業・建築土木業向けAI SaaS事業
- - URL: starup01.jp
お問い合わせ
本件に関するご質問は、株式会社STAR UP 広報担当の藤井大悟までご連絡ください。メールアドレス:
[email protected]