超短パルスレーザー計測用オートコリレーターを新発売！

超短パルスレーザー計測の新しい選択肢

株式会社光響が、フランスのFemto Easy社製の超短パルスレーザー用オートコリレーターの輸入・販売をスタートしました。この最新の計測ソリューションは、大学や研究機関、さらにはレーザー装置メーカーなど、超短パルスレーザーの計測が必要なさまざまな分野に対応します。

Femto Easy社の強み

Femto Easy社は、超短パルスレーザー計測機器に特化したメーカーで、その製品は直感的に操作できるソフトウェア設計、耐久性に優れた構造、そして高い再現性を実現しています。このため、同社の計測機器は振動の多い環境でも安定した測定が可能です。特に、研究やOEMが求める高性能を両立した製品は、幅広く利用されています。

シングルショットオートコリレーター

新発売のシングルショットオートコリレーターは、コンパクトな設計ながら、高信頼性の計測を実現しています。ユーザーの調整を必要とせず、簡単にセットアップが可能です。測定開始までの時間はわずか数分で、最大125 kHzのパルス抽出ができます。これにより、5 fsから10 psと幅広いパルス幅に対応可能です。また、その堅牢な構造から様々な現場に持ち運びながら使用できるため、忙しい研究室や産業現場での効率的な運用が期待されます。

OEM フェムト秒オートコリレーター

さらに、OEM向けの超小型フェムト秒オートコリレーターもラインナップしています。サイズはわずか30 × 40 × 45 mmと非常にコンパクトで、シングルショット計測が可能です。この機器は可動部のないインライン光学設計を採用しており、強い振動に対しても高い耐性を持っています。USB給電のみで動作するため、外部電源の必要がなく、レーザーシステムへの組込みもスムーズに行えます。

対応波長には、チタンサファイア(Ti:Sa)、イッテルビウム(Yb)、エルビウム(Er)帯があり、最大100 kHzのシングルパルス抽出に対応します。これにより、より多様なレーザーシステムに柔軟に組み込むことが可能です。