Komadoで過ごす小松
2025-10-16 11:05:27

分散型ホテル「Komado」で体験する小松の魅力と工芸に触れるひととき

分散型ホテル「Komado」で体験する小松の魅力



2025年10月、小松市に新たにオープンする分散型ホテル「Komado」。このホテルは、加賀藩の古き良き文化が色濃く残る小松の町家を改装した宿泊施設です。ホテルを運営するのは、小松市のまちづくりを促進する株式会社小松企画と、空間プロデュースを行う株式会社水星。彼らが手がける「Komado」は、単なる宿泊施設を超え、訪れる人々に町家の文化や工芸の魅力を伝える新しい体験を提供します。

小松のものづくりと文化を体感する



小松は、白山の麓に位置し、古くから採石や鉄鉱の産業が栄え、漆器や陶磁器などのものづくりの拠点として知られています。「Komado」では、地域の人々の文化と生活に触れながら、心癒される宿泊体験が可能です。宿の名前には、小松の日常を見つめる静かな「窓」となることへの願いが込められています。

失われゆく町家を未来へ



最近、小松の町家は老朽化や後継者不足のため、その姿が失われつつあります。そのため「Komado」は、町家を宿泊施設に改修し、観光資源としての新たな価値を提供する目的で誕生しました。最初の施設である「Komado ベンガラ」では、町家の趣を残した3つの客室を提供し、カフェやショップも併設しています。これにより、訪れる人々は町家の暮らしに直接触れながら、地域の魅力を体験することができるのです。

客室が織りなす小松の景色



「Komado ベンガラ」は、一番街の龍助町に位置します。ここでは、3つの客室がそれぞれ異なる風景を楽しむことができます。中庭の美しい景色や、格子越しに見える町の雰囲気、また瓦屋根の景観など、訪れるたびに異なる小松の魅力を堪能できます。各客室には、ガーデンビュー(37㎡)、ストリートビュー(33㎡)、ベンガラスイート(46㎡)と、さまざまなスタイルを用意しています。

アートと工芸が息づく空間



客室や共用スペースには、小松で生まれた工芸品やアートがふんだんに配置されています。上出長右衛門窯の茶器や小松イ草で織られた畳、さらに小松出身のアーティストによるアートワークなどが彩りを添えます。美意識が息づく空間で、滞在する人々は、小松の文化を肌で感じることができるでしょう。

地域と結びつくカフェ&ショップ



「Komado」では、チェックインを行うカウンターも兼ね備えたカフェがあります。地元の石材である滝ヶ原石を使用し、地域に溶け込んだデザインが施されています。カフェでは、小松で400年以上の歴史を持つ長保屋茶舗が自家焙煎した茶や、地元のコーヒーショップによるオリジナルブレンドを提供しており、訪れる方々は、町の風味を楽しむことができます。

さらに、カフェでは小松や九谷に関連する工芸品販売スペースや、厳選された書籍が並ぶライブラリーも併設されており、小松の暮らし方を探求する時間を過ごせます。

物件概要



  • - ホテル名: Komado ベンガラ
  • - 住所: 〒923-0926 石川県小松市龍助町29-1
  • - アクセス: JR小松駅から徒歩7分(金沢駅から新幹線で約10分)
  • - 客室数: 3室
  • - 公式サイト: Komado 公式サイト
  • - Instagram: Komado Instagram

終わりに



このように「Komado」は、小松の歴史や文化を感じることができる新たな宿泊体験を提供しています。もうじきオープンを迎えるこの場所で、町と人々の温もりを感じるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。


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