井上奈奈さんが舞鶴市の「まいづる親善大使」に就任！地域への思いを伝える新たな役割

京都府舞鶴市の地域振興を支える「まいづる親善大使プロジェクト」に、新たな大使が就任しました。それは、舞鶴市出身の作家である井上奈奈さんです。彼女の就任により、舞鶴市の魅力を広く伝える役割がさらに強化されることが期待されています。

井上奈奈さんのプロフィール

井上奈奈さんは、舞鶴市で生まれ育ち、16歳のときにアメリカへ単身留学し、美術を学びました。日本に帰国後は武蔵野美術大学を卒業し、創作活動を続けてきました。彼女の作品は、多くの賞を受賞しており、2018年には絵本『くままでのおさらい』がドイツで開催された「世界で最も美しい本コンクール」にて銀賞を受賞しました。また、同作は造本装幀コンクールでも日本印刷産業連合会会長賞を受賞しました。その後、2021年には作品集『星に絵本を繋ぐ』を刊行。

さらに、2023年には『PIHOTEK 北極を風と歩く』で第28回日本絵本賞大賞を受賞し、同時に造本装幀コンクールで日本書籍出版協会理事長賞をも受賞しました。このように、井上さんは常に新しい視点を持ち、本を建築と捉えた独自の作品展開をしています。

就任式の概要

井上奈奈さんの「まいづる親善大使」就任式は、令和7年7月6日（日）16時30分から舞鶴市立西図書館にて行われます。市長をはじめ、彼女のファンや地域の住民が集まる中、委嘱状の授与をはじめ、大使就任の挨拶やトークセッション、朗読などが行われる予定です。観覧は自由で、地域に密着したイベントですので、多くの方々にお越しいただき、親善大使としての井上さんの新たなスタートを共に祝っていただきたいと思います。

まいづる親善大使プロジェクト

「まいづる親善大使プロジェクト」は、舞鶴市に縁のある著名人を任命し、地域の魅力を広くPRすることを目的としています。これまでにも、音楽プロデューサーである宗本康兵さん、元バレーボール日本代表選手の井上愛里沙さん、歌手・俳優の南野陽子さんといった個性豊かな方々が大使を務めてきました。これにより、新たな発信の場を設け、多くの人々に舞鶴市の素晴らしさを知ってもらう取り組みが続いています。

井上奈奈さんの思い

井上さんは、舞鶴市の自然や文化に深い愛着を持ち、地域を盛り上げるために貢献したいという強い思いを抱いています。彼女のアートや文学を通じて、多くの人々に舞鶴市の魅力を伝えることができるでしょう。今後の活動にも期待が高まります。

井上奈奈さんの新たな挑戦と、舞鶴市のさらなる発展に向けた取り組みをぜひ注目してください。