JINSとBacklogの挑戦
2025-10-27 10:51:31

JINSが Backlogを導入しプロジェクト運営を進化させた背景と効果

JINSがBacklogを活用して得た新たなプロジェクト運営の姿



株式会社ジンズは、アイウエアブランド「JINS」で知られる企業です。同社が掲げるビジョン「Magnify Life - まだ見ぬ、ひかりを - 」は、顧客に新しい体験価値を提供することを目指しています。その中で特に重要なのが、プロジェクト管理です。今回は、JINSが導入したプロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」に焦点を当て、その活用事例や効果についてご紹介します。

「Backlog」導入の背景



デジタル化が進む現代。JINSは顧客体験を向上させるために、開発、販売、店舗運営、研究など様々なプロジェクトを同時に推進する必要がありました。これに対応するため、JINSは関連の情報を共有でき、タスクを可視化できるプラットフォームとして「Backlog」を選定しました。この導入により、プロジェクトの進行状況を正確に把握し、業務の複雑化を防ぐ体制を整えることができました。

全社的なコラボレーションを実現



JINSは現在、約1,700アカウントでBacklogを利用しています。部門を超えたコラボレーションが可能になり、国内外の拠点や協力企業を含めたチームが同じ情報を共有し、リアルタイムでプロジェクトの進捗を追跡できるようになりました。この環境により、進捗確認や報告にかかる手間は大幅に削減され、業務効率が向上しています。

情報の整理と属人化の防止



Backlogでは、フロー情報とストック情報を明確に区別して運用しています。日常的なやり取りはチャットで行い、後から参照が必要な情報はBacklogに登録するルールを徹底。これにより、重要な情報が埋もれるリスクを軽減し、抜け漏れのないプロジェクト運営が可能になりました。また、定期的に課題の状態を確認する「バックログスイーパー」という専門のメンバーが、タスクの整理や進捗確認を行うことで、プロジェクトの健全な運営が維持されています。

ナレッジとして活用されるプロジェクト履歴



Backlogを通じて蓄積されたプロジェクトデータは、JINSにとって重要なナレッジ資産となっています。新しいメンバーが業務を引き継ぐ際には、過去の問題ややり取りを素早く参照できるため、業務の効率と再現性が格段に向上しています。また、膨大なデータを活用してAIによる業務改善やリスク検知を行うことにも期待が寄せられています。

JINSのメンバーのコメント



JINSの社員たちは、Backlogが業務の中核部分であると語ります。全てのスタッフが同じ環境でプロジェクトを進行できるようになったことで、業務効率が向上し、10年分のプロジェクト履歴が積み重ねられています。このデータをAIで解析することにより、さらなる業務改善や意思決定の質を高める試みも進められています。今後も労働人口が減少し、働き方が多様化していく中で、共通の目標に向かうチームを支える「チームワークマネジメント」の重要性が一層増すと考えられています。

ヌーラボが提供する他のサービス



なお、ヌーラボはプロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」の他にも、オンラインホワイトボードツール「Cacoo」や、情報セキュリティを高めるサービス「Nulab Pass」を提供しています。それぞれが異なる職種のメンバーで形成されたチームが目標に向かって自律的に協働するためのサービスです。特にBacklogは、2025年に20周年を迎えることを記念し、特設サイトも立ち上げています。

詳細については、ヌーラボの公式ウェブサイトをご覧ください。


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