京都が舞台の脱炭素イノベーション
令和7年2月4日と5日、京都の向日市にある永守重信市民会館で、脱炭素テクノロジーをテーマにした国際カンファレンス「ZET-summit2025」が開催されます。このイベントは、京都府、向日市、JR西日本、京都銀行が主催するもので、国内外から多くの企業やスタートアップ、研究者が参加します。特に、京都が誇るEV(電気自動車)、バッテリー、バイオものづくりなどの先端技術を通じて、産業の競争力を高めることを目的としています。
開催概要
カンファレンスは、次世代型のイベントを目指しており、初日の2月4日には、電気自動車の使用済みバッテリーを利用した新型急速充電器「EnePOND®EV Charger」のお披露目も行われます。この充電器は、環境に配慮した設計がなされており、すでに向日市役所に設置された第1号モデルが実証を経て、広く社会実装が進められる予定です。
また、当日は著名人による講演や、国内外のスタートアップのピッチも行われるため、参加者は最新の技術情報を得られる絶好の機会となります。特に、地元の西脇知事と、ノーベル賞受賞者であり旭化成株式会社の名誉フェロー、吉野彰氏との特別対談は大きな注目を集めています。ここでは、京都から日本のGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)を創出するビジョンについて議論が交わされる予定です。
参加方法
参加を希望する方は、現地参加とオンライン視聴から選べます。現地参加は定員500名で、事前登録が必要です。オンライン視聴に関しても無料ですが、こちらも事前登録が求められます。お申し込みは「ZET-summit2025」の公式ホームページから可能です。
公式サイトのURL:
ZET-summit2025
未来に向けた一歩
脱炭素社会の実現に向けた技術革新が進む中、「ZET-summit2025」は、その中心的な役割を果たすことが期待されています。日本国内外の企業や研究者との交流を通じ、新たなビジネスチャンスや共同プロジェクトの創出があるでしょう。この機会にぜひ、脱炭素イノベーションの未来を感じていただきたいと思います。京都からの発信が、世界を変える一助となることを願ってやみません。