脱炭素修学旅行立命館大学キャンパスツアーの魅力
京都市が誇る文化と自然の調和を背景に、国が推進する脱炭素社会の一環として、新たにスタートした「脱炭素修学旅行立命館大学キャンパスツアー」。このプログラムは、修学旅行生に対して、京都の脱炭素の取り組みを実体験を通じて深く学ぶことを目的としています。
京都市の脱炭素先行地域
京都市は、2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、2030年までに家庭や業務部門のCO2排出を実質ゼロにすることを目指している脱炭素先行地域に選ばれています。この取り組みにより、地域の魅力を高め、持続可能な社会を築くための重要なステップだと言えます。
立命館大学の取り組み
このプログラムでは、立命館大学の学生が主体となり、実際のキャンパスを通じて脱炭素の概念を学びます。学生たちが案内役を務め、彼らの学びや課外活動についても紹介されることで、参加者はより具体的なイメージを持つことができます。
ツアーの詳細
- - 実施期間: 通年(ただし、受け入れ不可の期間あり)
- - 場所: 立命館大学 衣笠キャンパス(京都市北区等持院北町)
- - 所要時間: 約80分
- - 対象: 小学生及び中学生
- - 定員: 最大20名/回
- - 料金: 1,500円/人
ツアー内容は多岐にわたり、脱炭素とは何かを分かりやすく解説する時間や、太陽光パネルの見学、キャンパス内の堆肥づくりの現場訪問、さらには大学食堂の食物循環システムの紹介など、さまざまな体験が組み込まれています。これにより、参加者は自らの目で実際の脱炭素活動を確認し、学びの深さを体感することができます。
EVタクシーでの移動
さらに、ツアー中の移動には、音を立てず環境に優しいEVタクシーが利用され、より一層の脱炭素体験を提供します。注意喚起として、ツアーの内容は天候等により変更となる場合がありますが、それでも魅力的なプログラムが用意されています。
申し込み方法
申し込みは、京都観光プラットフォーム「LINK KYOTO」のウェブサイトから可能です。詳しい情報やお問い合わせは、運営会社である(株)JTB京都支店や立命館大学へ直接お尋ねください。
この「脱炭素修学旅行立命館大学キャンパスツアー」を通じて、子どもたちが未来の環境問題について考えるきっかけとなることを期待しています。修学旅行が単なる観光で終わるのではなく、持続可能な未来へ向けた大切な知識と経験を持ち帰る一助となることを願っています。