新製品 18kVA SiCインバータ
2025-01-31 13:25:30

最先端のパワーエレクトロニクスを支える18kVA SiC三相インバータの魅力

ヘッドスプリングが送り出す新たな挑戦:18kVA SiC三相インバータ



ヘッドスプリング株式会社は、パワーエレクトロニクス分野の技術革新に向けた新製品「18kVA SiC三相インバータ」を正式に発表しました。この製品は、次世代半導体技術であるシリコンカーバイド(SiC)を基盤にしており、研究や実験開発において幅広い用途に対応できる特徴を持っています。

新たなパワーエレクトロニクスの時代



昨今、地球温暖化や脱炭素社会に向けた取り組みが進む中で、パワーエレクトロニクス機器への関心が高まっています。ヘッドスプリングは、このような時代の波に乗り、特に高速動作が可能なSiCデバイスを利用することにより、複雑化する設計にどう取り組むべきかを常に模索してきました。開発リードタイムを短縮するために、ラピッド・プロトタイピング・ツール「biRAPIDシリーズ」の活用は欠かせないものとなっています。

「18kVA SiC三相インバータ」の利点



この新製品は、以下のような特長を持っています:

1. 高い親和性: biRAPIDの他製品と組み合わせて利用することによって、自由な制御開発が可能になります。これにより、モータドライブや系統連系、さらにはコンプレッサ制御など、複数のアプリケーションでの使用が実現します。

2. 小型・軽量化: 最新世代のSiCパワーデバイスを採用したことにより、機器自体が小型化され、軽量化がなされています。これにより、使い勝手が向上し、研究現場でのテスト環境が整いやすくなります。

3. 高電圧対応: 最大DC800Vの対応により、海外のAC400V系電力系統や400Vのモータに適しています。SiCデバイスの特性を活かすことで、高効率かつ高周波数での動作が可能です。

4. 充実した保護機能: 電流や過電圧、短絡保護機能を搭載しており、開発時のトラブルを未然に防ぐ体制を整えています。これにより、大切な機器を損なうリスクを大幅に減少させます。

5. センサ機能の充実: 標準搭載された入力電圧センサおよび出力電流センサにより、追加のセンサ回路なしでの高精度な測定が可能となっています。これにより、よりシンプルな構成で運用ができる点も魅力です。

研究開発への適用



新たな「18kVA SiC三相インバータ」の導入は、パワーエレクトロニクス分野における技術革新に大きく貢献することが期待されています。特に、誘導モータや永久磁石同期モータにおいてドライバとしての活用ができる他、太陽電池や蓄電池との接続にも適した設計となっているため、さまざまな実験・研究に応用できるでしょう。

展示会のお知らせ



さらに、ヘッドスプリングは「BATTERY JAPAN二次電池展」にも出展予定です。再生可能エネルギーにかかわる最新技術を提供し、この製品の実力を直接体験できる機会です。ご来場いただいた方に先着で「パワエレ入門教材」をプレゼントいたしますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

お問い合わせ先



製品に関する詳細や展示会については、ヘッドスプリング株式会社の広報部までご連絡ください。



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