ENRISSION INDIA CAPITALとJトラストグローバル証券が業務提携を締結し、インド市場への投資機会を新たに創出

ENRISSION INDIA CAPITALとJトラストグローバル証券の提携

京都を拠点にするENRISSION INDIA CAPITAL株式会社（以下、ENRISSION）が、東京都のJトラストグローバル証券株式会社（以下、JTG証券）との業務提携を発表しました。この提携により、両社はインドのスタートアップ市場に対する投資機会を強化し、より多くの日本の投資家にインドの成長を体験してもらうことを目指します。

経済成長著しいインド市場

インドは現在、世界で最も急成長を遂げている経済国の一つであり、そのスタートアップ市場も注目の的です。特に、インドのIPO件数は世界で最も多く、ユニコーン企業の数も世界第3位に達しています。これらのデータは、インドがビジネスチャンスの宝庫であることを示しており、日本の投資家にとっても大きな魅力となっています。

しかし、残念ながら、日本国内でのインドスタートアップへの投資機会は未だに限られています。この背景に対処するために、ENRISSIONとJTG証券は手を組むことにしました。

提携の意義と目的

ENRISSIONは「投資を通じて、日本とインドの発展に貢献する」というミッションを掲げ、インド社会の課題解決を目指すアーリーステージのスタートアップに投資を行ってきました。一方、JTG証券は海外投資やスタートアップ支援、ウェルスマネジメントを専門とした企業であり、両者のノウハウを組み合わせることで、より多様な投資機会の提供が可能になると考えています。

JTG証券の社長、矢田耕一氏は「今回の業務提携により、インド市場におけるオルタナティブ投資の機会を増やし、社会課題解決を担うスタートアップを応援することができる」とコメント。これは、投資家にとって資産を分散し、パフォーマンスを向上させる良い機会となるでしょう。

一方、ENRISSIONの代表取締役、柿本優祐氏は、JTG証券との提携によって、専門的な金融サービスとインド市場への知見を活用し、より多くのスタートアップの成長を促進し、社会課題を解決する可能性を実感しています。

今後の展望

今後、ENRISSIONとJTG証券は連携を一層強化し、日本の投資家に対する情報提供、セミナーやイベントの開催などを通じて、インドスタートアップ市場の魅力を発信していく予定です。両社の協力によって、インド企業のinnovationを促進し、さらなる社会貢献に結び付けることを目指しています。

このように、ENRISSIONとJTG証券の業務提携は、両国にとってウィンウィンの関係を築く重要な第一歩であり、投資家にとっても新たな可能性を感じる契機となるでしょう。日本とインドの発展に貢献するこの新しい取り組みに、今後注目していきたいと思います。