バウハウス展の魅力
2025-09-13 15:31:25

京都で開催されるバウハウスとテクタの名作家具展の魅力

京都で出会えるバウハウスの名作—TECTA MIT KYOTO



2025年9月13日から11月30日まで、京都のアクタス・京都店で開催される「TECTA MIT KYOTO -バウハウスとテクタの名作家具展」についてご紹介します。この企画展では、バウハウスのデザイン思想を受け継ぐブランド、TECTAの魅力を存分に体験することができます。入場は無料で、どなたでもお越しいただけます。

バウハウスとは



バウハウスは、1919年から1933年の短い期間にわたり、建築や工業デザインにおける重要な展望を掲げたドイツの芸術学校です。その革新性は今もなお多くのデザイナーに影響を与えています。TECTAは、1972年の設立以来、バウハウスの代表的なデザイナーたちが手掛けた数々の名作家具を復刻し、現在でもその思想を現代に伝え続けています。

展開される名作家具



本展では、バウハウスのオリジナル家具13点と現代の解釈でデザインされたオリジナル家具が並びます。例えば、ヴァルター・グロピウスによる「F51 ARM CHAIR」や、ミース・ファン・デル・ローエの「D42 ARM CHAIR」、そしてマルセル・ブロイヤーの「D4 FOLDING CHAIR」など、デザインの歴史に名を刻む作品が目白押しです。

デザインの特徴



これらの椅子は、単なる座るための道具ではなく、機能性と美しさを兼ね備えたアートピースともいえます。バウハウスが追求したデザイン思想に基づき、一つ一つの家具がどのように生まれ、その用途がどのように工夫されているかを体感していただける機会です。展示場では、実際に座ってみたり、触れてみたりできるエリアも設けられていますので、五感で家具の魅力を味わってみてください。

TECTAの歴史と哲学



TECTAの創業者アクセル・ブロッホイザーは、バウハウスに強い憧れを持ち、そのデザイン哲学を継承することを目的にこのブランドを立ち上げました。特に、バウハウスの巨匠、ジャン・プルーヴェとの交流は、TECTAにとって重要な要素の一つです。プルーヴェはTECTAの製品に対して様々なアドバイスを行い、彼のデザインの進化にも大きな影響を与えました。

また、本展ではプルーヴェからインスパイアされたイージーチェアのスケッチと、その製品化された実物を展示します。重要な資料や情報が公開される貴重な機会となるでしょう。

最新作の紹介



企画展の特別先行展示では、イタリア・ミラノで発表された新作テーブルやチェアもご覧いただけます。特に注目は、ブローニーによるM21テーブルの進化版、「M22テーブル」です。現代的なデザインを取り入れつつ、バウハウスの精髄を受け継ぐ作品は、インテリアの新たな可能性を感じさせてくれます。

限定イベントグッズも登場



さらに、展覧会限定のグッズも販売予定です。トートバッグやマグカップなど、デザインファンにはたまらないアイテムを手に入れるチャンスです。

この「バウハウスとテクタの名作家具展」で、豪華な家具の数々に触れながら、デザインの歴史を深く理解することができる素晴らしい機会です。ぜひ、足を運んでみてください。

企画展情報


  • - 会期: 2025年9月13日(土)~ 11月30日(日)
  • - 会場: アクタス・京都店
  • - 住所: 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸 1F・2F
  • - 営業時間: 11:00~19:00
  • - 入場料: 無料

詳細はこちらの特設サイトをご覧ください。


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