アート展『邂逅』
2025-07-07 09:35:16

伝統と現代アートが交差する『邂逅』展を白竹堂で開催

『邂逅(かいこう) 7人のアーティストによる扇面展』



京都の中京区に位置する老舗扇子店、白竹堂が主催する特別なアート展が開催されます。その名も『邂逅(かいこう) 7人のアーティストによる扇面展』。伝統的な日本の美術形式である扇面が、現代アートの視点で再解釈されるこの展覧会は、全く新しい楽しみ方を提供します。

展示会の詳細


本展覧会は、7月11日(金)から9月10日(水)まで、白竹堂の祇園花見小路店2階で開催されます。期間中は不定休ですが、営業時間は午前11時から午後6時まで。入場は無料で、誰でも気軽に足を運ぶことができます。

参加アーティスト


今回の展覧会では、7人の才能あふれるアーティストがそれぞれの個性を活かし、扇面に込めた独自の作品を発表します。参加アーティストは以下の布陣です:
  • - 天野翼彦
  • - 天野喜孝
  • - 岩谷晃太
  • - 小林元
  • - 新川洋司
  • - 高田明美
  • - 高盛大輔

各アーティストは、扇面という伝統的なキャンバスを活用し、自身の感性や視点を元にしたアートワークを展開しています。「邂逅」というタイトルは、アーティストたちの巧妙な合作や偶然の出会いを象徴しているのです。

扇子とアートの融合


本展では、各アーティストが描いた原画を元に製造した扇子も数量限定で販売される予定です。これにより、訪れた人々はアートをじっくりと楽しむだけでなく、実際に手に取って持ち帰ることができる特別な体験となります。

白竹堂の歴史


白竹堂は享保3年(1718年)に創業し、江戸幕府第8代将軍徳川吉宗の時代に寺院用の扇子を作る店としてスタートしました。その後、時代の変遷と共に一般用や贈答用の京扇子も手がけ、近代日本画壇の巨匠、富岡鉄斎氏から名付けられた「白竹堂」の名は、今や地域の象徴的存在となっています。

現在も百貨店での販売を広げつつ、この伝統技術を継承し続けています。それだけでなく、アート展を通じて新たな表現手段を模索し、さまざまな文化との接点を生んでいます。

最後に


この『邂逅 7人のアーティストによる扇面展』は、単なるアート展示にとどまらず、京都の歴史や文化、さらにはアートを媒介にした人と人との出会いを楽しむ良い機会です。伝統と現代が交わるこの場所で、特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。ぜひ、足を運んでこのユニークな体験を味わってください。


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