関西大学とほっかほっか亭の新たな試み
2026年度の秋学期から、持ち帰り弁当の先駆者である「株式会社ほっかほっか亭総本部」と関西大学 商学部の飴野ゼミが手を組み、仕事と学びを融合した産学連携プロジェクトが始まります。このプロジェクトでは、万博グルメ「ワンハンドBENTO」を、新たなターゲットであるZ世代に向けて提供し、彼らの期待に応えることを目指しています。
プロジェクトの背景
持ち帰りの食品市場は急速に成長していますが、同時に外食チェーンのテイクアウトやデリバリーサービスの拡充により、競争が激化しています。そのため、消費者の多様なニーズに応えるためには、以前とは異なる価値を提供する必要があります。ほっかほっか亭は創業50周年を迎え、顧客に必要とされ続けるための新たな挑戦を続けています。
特に、2025年に開催された大阪・関西万博では、「ワンハンドBENTO」を通じて新たな食文化の提案を行い、期間中に22万食を越える販売実績をあげました。この成功を受け、2026年4月からは、あべのハルカス近鉄本店に常設店をオープンし、さらに多くのお客様に親しんでもらおうとしています。
飴野ゼミとの共同作業
このプロジェクトの最大の目的は、「ワンハンドBENTO」をZ世代に届けることです。飴野ゼミの飴野仁子教授は、ロジスティクスやサプライチェーン管理を専門にしており、学生たちに対して持続可能な社会の実現に向けたイノベーションを提案することを教えています。共同作業を通じて、学生たちの新しい視点や意見を活かし、次世代のお弁当の可能性を広げようとしています。
ミライの弁当「ワンハンドBENTO」
「ワンハンドBENTO」とは、片手で食べやすいデザインの弁当です。主食には、食物繊維やビタミンが豊富な十六穀米を使用し、栄養価もしっかりと考慮されています。忙しい毎日の中で手軽に食べられるだけでなく、健康にも良いというコンセプトが支持されています。単に便利なだけでなく、味わいや健康面でも納得できる商品を目指しています。
大阪・関西万博でも高い評価を得た「ワンハンドBENTO」は、リリース以来300種類以上のメニューが登場しており、今後も進化を続けます。学生たちのアイディアと企業のノウハウを融合させることで、Z世代へのアプローチをさらに強化していくことでしょう。今後の展開に目が離せません。
ほっかほっか亭とは
1976年に埼玉県草加市で創業したほっかほっか亭は、これまで地域に根付いた「わたしの街の台所」として多くの家庭に愛されてきました。立ち寄るだけで温かい気持ちになれる存在を目指しており、その根底には「お店での手づくり」というポリシーがあります。711店舗を展開し、今後も地域ごとに魅力的なメニューやサービスを提供していく計画を進めています。
最後に
関西大学とほっかほっか亭の連携プロジェクトは、Z世代への新たなチャレンジです。今後の結果や展開に注目し、どのように食文化が変わっていくのか見守りたいと思います。この取り組みを通じて、若い世代への食の未来が描かれることを期待しています。