源氏物語のジュエリー
2025-11-04 12:33:44

源氏物語をテーマにした山内マリコの短編小説とジュエリーコレクション

ジュエリーと物語のコラボレーションが生み出す新たな美しさ



東京のジュエリーブランド「BIZOUX(ビズー)」が、特別な企画「Tales of Her 物語を纏うジュエリー ― 源氏物語の彼女たち」を発表しました。このプロジェクトは、小説家の山内マリコ氏との共作で、古典文学『源氏物語』に登場する4人の女性からインスパイアを受けた短編小説と、彼女たちを象徴するジュエリーが組み合わされています。

源氏物語の女性たちを現代に生きる姿で



本企画のテーマは、過去と現在を結び付けた物語の再解釈です。もし、無窮の愛と美の世界を描いた『源氏物語』に登場する女君たちが現代の京都にいたならどうなるのでしょうか。山内マリコ氏は、紫の上、六条御息所、朧月夜、明石の君のそれぞれのキャラクターの特性と彼女たちの生き様を短編小説に登場させ、読む人が自分自身を重ねることができる美しさを表現しています。

物語を形にするジュエリーたち



コレクションには、全9型のカラーストーンジュエリーが揃い、なかでも5型はプレミアムラインとして、特別感のある仕様になっています。これらのジュエリーは、精巧な技術で色とりどりの宝石を組み合わせ、各キャラクターの魅力や生き方を表現しています。たとえば、「Chromaplumée」は六条御息所の多面的な魅力を孔雀の羽を思わせる色彩で描き出し、手彫りの技術で仕上げられています。また、「Séravelle」は明石の君の持つ優雅さを水紋をモチーフにしたリングとして具現化しています。

限定の短編小説と企画展



さらに、ジュエリーを購入することで、各商品に特別な短編小説が付属されるという特典も。これは限定100点での提供となり、購入者は物語の世界を身体で感じることができます。購入者のための企画展も開催され、2025年11月19日から2026年1月18日の間に、京都のビズー店で展示される予定です。展示では、物語や挿絵、ジュエリーを楽しむことができ、特に11月24日には朗読会も行われるとのこと。

山内マリコと松平莉奈のコラボレーション



短編小説の挿絵は、京都在住の画家・松平莉奈氏が手がけています。彼女は歴史や物語の人物をテーマにした具象画を制作し、山内マリコ氏の描く女性像を視覚的に表現。各女性の感情の揺らぎや内面を映し出し、視覚と文学の両方から物語の世界に浸ることができます。

まとめ



「Tales of Her 物語を纏うジュエリー」は、ジュエリーという形で物語の美しさを再現し、身に着けることでその物語に参加する感覚を提供しています。21世紀の現代に生きる女性たちに向けて、源氏物語の女性たちの力強さと美しさを感じられる絶好の機会です。興味がある方は、ぜひ特設サイト(こちら)を訪れてみてください。


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