新しいSAKE『800(ヤオ)』が一般販売を開始
京都に本社を置く株式会社Linné(リンネ)は、創業1周年を迎えるにあたり、革新的なSAKE『800(ヤオ)』の一般販売を開始しました。昨年末にはクラウドファンディングを通じて1123万円もの支援を集め、大きな注目を集めたこのブランド。今回はその詳細と、販売開始のニュースをお届けします。
SAKE『800(ヤオ)』の特徴
『800(ヤオ)』は「異を醸す酒」をコンセプトにしており、米だけでなく、蕎麦、大麦、薩摩芋の麹を使用した新しいスタイルのSAKEを提供しています。この新しいSAKEは、従来の日本酒の枠を超えた魅力を持ち、4種類のラインナップを展開。
それぞれのSAKEの特長についても見ていきましょう。
蕎麦(ヤオ ソバ)
- - 品目: 雑酒
- - 内容量: 500ml
- - アルコール度数: 15%
- - 希望小売価格: 4,500円(税別)
「蕎麦を使用することで、米が不足している地域や稲作できない場所でも、酒造りができる可能性を証明する」という想いから生まれたこのSAKE。常温では上品な甘味を楽しめ、温めると蕎麦湯のようなコクが楽しめます。蕎麦の風味と米麹のバランスが絶妙です。
米(ヤオ コメ)
- - 品目: 清酒
- - 内容量: 500ml
- - アルコール度数: 16%
- - 希望小売価格: 3,900円(税別)
米を使用したこのSAKEは、全量白麹を採用し、すっきりとした酸味が特長です。焼酎の技術から学び、生まれたこの一品は、醸造酒と蒸留酒の特性を融合させた、深い余韻を楽しむことができます。
取り扱い店舗
『800(ヤオ)』は飲食店や酒販店での取り扱いが始まっており、一般のお客様も購入できる環境が整っています。以下は取り扱い店舗の一例です。
- - 東京: 発酵デパートメント (世田谷区代田)
- - 京都: 小林酒店 (中京区新京極)
詳細な取り扱い店舗情報は公式サイトでご確認ください。都度更新されるリストで、他の店舗も続々と追加予定です。
LINNÉの理念
株式会社Linnéは、酒造りを起点に世界の食文化を広げることを目指します。酒造りの新たな可能性を追求し、国内外の食のプロフェッショナルと共創しながら、特にSAKEの輸出にも力を入れています。
輸出と新たな挑戦
今後、LINNÉはSAKEの可能性をさらに広げるべく海外展開も計画しています。日本酒の枠を超えた新しいSAKEの世界を広めることで、フェルメントの芸術を多くの人々と共有します。
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まとめ
新たなSAKE『800(ヤオ)』の登場は、酒造りの未来に可能性を感じさせるものです。京都発信のこの革新が、これからの食文化にどのように影響を与えていくのか、注目していきたいと思います。今後のLINNÉの展開にも乞うご期待です。