福知山市が考える『要支援者の避難』についてのシンポジウム
近年、自然災害の頻発が懸念される中、京都府福知山市は「要支援者の避難」をテーマにしたシンポジウムを開催します。2025年1月26日(日)に行われるこのイベントは、市民が災害時の避難方法について学び、地域全体で防災を考える貴重な機会です。
シンポジウムの背景
“地球沸騰化”と呼ばれるほどの気候変動が進む今、私たちの生活は自然災害のリスクにさらされています。福知山市は、これまでの災害経験を踏まえた取り組みを進めている“防災のまち”として知られています。このシンポジウムは、その一環として、特に社会的に弱い立場にある人々の避難について考える場です。
今回のシンポジウムには、防災の専門家が集結し、高齢者や障害のある方など、支援が必要な人々の避難の重要性について議論します。また、京都大学防災研究所の矢守教授をコーディネーターに迎え、実際の避難に関する課題や解決策が多面的に検討されます。このパネルディスカッションを通じて、福知山市独自の避難のあり方を広く発信したい考えです。
イベント詳細
- - 日時: 2025年1月26日(日) 13:30~16:00
- - 場所: ハピネスふくちやま4階市民ホール
- - 開催方法: 会場参加の他、YouTube や京都FM丹波ラジオ放送でのライブ配信も予定
YouTubeライブ配信リンク
- - 参加費: 無料
- - 手話通訳、要約筆記あり
- - 中止条件: 地震や大雪等の災害が発生した場合は中止
スケジュール
当日は専門家による講演や、参加者との質疑応答を通じて、実際の避難メソッドについて深く考えるプログラムが予定されています。参加を希望する方は、公式ホームページから事前に申し込みをお願い致します。定員は300名ですが、申込者が多い場合は先着順となります。
参加申し込みはこちらから
防災啓発活動
福知山市では、シンポジウムだけでなく、日常的な防災啓発活動にも取り組んでおり、福知山市公式YouTubeチャンネルでは様々な防災に関する動画を公開しています。特に、備蓄食の活用法や車中泊避難の心得など、視聴者がすぐに実践できる内容が充実しています。
こちらが、ぜひご覧いただきたい動画のプレイリストです:
まとめ
福知山市のシンポジウムは、防災についての理解を深め、地域全体で支援し合う仕組みを構築するための重要なステップです。皆さまの参加を心よりお待ちしております。自然災害から大切な人を守るため、一緒に考えていきましょう。