伝統工芸の魅力を感じる年末年始装飾
都ホテル 京都八条で行われている「日本の伝統工芸×ホテル装飾」の第二弾は、特に年末年始にぴったりな装飾が施されています。どんな雰囲気なのか、さっそくご紹介していきましょう。
和紙のちょうちんと京銘竹の門松
時が経つにつれ、私たちの日常に溶け込み、しかしどこか特別感を持つものとして、日本の伝統工芸は根付いています。都ホテル 京都八条では、こうした日本文化の重要性を考え、ロビーに伝統工芸を取り入れた装飾を施しています。特に、和紙のちょうちんと京銘竹を使用した門松のデザインは新年を迎えるのにふさわしいものです。
そのデザインは、富士山の形を模しており、お正月の訪れを祝うのにぴったりです。そして、竹の間伐材を用い、LEDの光で照らす竹あかり(竹のランタン)は、竹特有の温かな光を醸し出します。このような工夫により、日本らしい和の雰囲気を感じることができるのです。
ものを大切にする精神
都ホテル 京都八条の取り組みは、ただ装飾を施すだけにとどまりません。「ものを大切にする」精神を大切にし、SDGs(持続可能な開発目標)にも関連することから、持続可能で美しい文化を次世代に伝えていこうとしています。この精神は、装飾の根底に流れる重要なエッセンスとなっています。
例えば、青竹は年末年始を過ぎるとともに少しずつその風合いを変えていきます。時間と共に移ろう表情を楽しめるのは、自然素材を使用することならではの魅力です。このように、歳月と共に変化していく装飾が存在することで、訪れる度に新たな発見があります。
装飾を手がけた職人たち
この素晴らしい装飾は、有限会社伏谷商店によって手作りされています。1962年に創業し、職人が一つひとつ手作業で作り上げる提灯は、江戸から受け継がれた伝統技術に根ざしています。また、長岡銘竹株式会社も関与し、竹に特化した工芸品を通じて「京の名工」としての技術を駆使して、竹製品の美しさを引き出しています。
これらの職人たちの手による製品は、ただの装飾ではなく、文化や歴史を感じさせるものです。その技術と情熱を身近に感じるチャンスは、京都訪問の際には絶対に見逃してはいけません。
設置場所と期間
今回の装飾は、2025年1月15日(水)まで、都ホテル 京都八条の本館1Fロビーにて楽しむことができます。年末年始の特別なひとときを、伝統工芸と共に彩ってみてはいかがでしょうか。
日本の伝統工芸を感じる素晴らしい機会が、目の前に広がっています。ぜひ、足を運んでみてください。