春に出会う素晴らしい景色を求めて
江ノ島電鉄株式会社と京福電気鉄道株式会社が連携し、2024年に迎える江ノ電・嵐電姉妹提携15周年を記念した共同PR事業「あたらしいコトみつけよう」を開催します。この取り組みは、東西の古都・鎌倉と京都が持つ魅力を一つのポスターやチラシで紹介し、新たな観光の楽しみ方を提案するものです。今回はその第4弾、「春に遇えば即ち栄え華さく~京都 御室仁和寺、鎌倉 極楽寺」をテーマにしています。
古都の花のお寺
「春に遇えば即ち栄え華さく」というタイトルのもと、春を彩る花々が美しいお寺の魅力を紹介します。この企画では、特に御室仁和寺と極楽寺にスポットを当てています。
御室仁和寺
御室仁和寺は888年に創建され、真言宗御室派の総本山です。皇室ゆかりの寺院であり、長い歴史を持っています。その境内にある「御室桜」は有名で、遅咲きの桜が4月中旬に見頃を迎えます。この美しい桜を楽しむため、たくさんの観光客が訪れます。仁和寺は1994年にユネスコの世界遺産に登録され、国際的にもその重要性が認知されています。
極楽寺
一方、鎌倉の極楽寺は1259年に創建された真言律宗の寺院で、鎌倉幕府の二代執権、北条義時の子が開基となっています。このお寺は、毎年桜が美しい4月7日・8日には通常非公開のご本尊「釈迦如来」を特別公開します。さらに、北条重時や忍性の墓も公開され、多くの参詣者で賑わう期間となります。
東西古都の深いつながり
鎌倉と京都は、政治的・文化的に長い歴史の中で交流を深めてきました。しかし近年、観光客の急増に伴い、特定のエリアに観光が集中するオーバーツーリズムの問題も浮かび上がっています。江ノ電と嵐電はこの課題に取り組むべく、観光集中の緩和を目指しています。観光客に対しては、各エリアの魅力を発見しながら、回遊性を促進する新しい観光体験を提供することを目指しています。
地域と共存する観光
「あたらしいコトみつけよう」は、ただの観光地を紹介するものではありません。私たちは、地域の生活と共存しながら持続可能な観光を実現することを目指しています。江ノ電と嵐電の両社は共に、訪問者に新たな視点からの旅を提案し、地域の魅力を再発見してもらうために努力しています。この春、ぜひ鎌倉と京都を訪れ、春の花々と歴史あるお寺を楽しんでみてはいかがでしょうか。美しい瞬間が皆様を待っています。
お問い合わせ情報
- - 江ノ島電鉄株式会社 経営管理部 地域共創担当 担当者:峯尾・矢田
- TEL:0466-24-1234 (平日 9:00~17:00)
- - 京福電気鉄道株式会社 管理部 (総務・広報担当) 担当者:岡﨑・服部
- TEL:075-801-5315 (平日 9:00~17:00)