株式会社Essence Enrich、若者支援事業を譲渡し新たな展開を実現

企業の新たな一歩

株式会社Essence Enrichが、さまざまな人材支援を行う「ハタコレ」事業を株式会社ビジネスコンサルティング社に譲渡することを発表しました。この譲渡は2025年9月1日を予定しており、両社はそれぞれの特徴を活かした新しいビジネスモデルの構築を目指します。

中卒や環境にハンディキャップのある若者を対象とした支援が主な特徴の「ハタコレ」。これまで限られた期間においても利用者からの反響や求められる社会的なニーズに応える形で成長してきました。譲渡にあたっては、Essence Enrichの代表、三大寺悠がビジネスコンサルティング社の代表取締役に就任し、経営への関与を続けることで両社の一体感をもたらしています。

譲渡の背景と目的

Essence Enrichとしては、この譲渡によってハタコレの事業をさらなる拡大へと導き、社会的なインパクトを高めることを目指しています。特に、学歴や環境的な要因により希望する仕事に就けない若年層への支援を強化し、広範囲に渡って持続的なサービスを提供する仕組みを構築することが狙いです。

この施策は、すべての人が自分らしく働ける社会の実現を目指した中長期的な戦略の一部であり、両社のノウハウとリソースを融合することで相乗効果を生み出すことを期待しています。

譲渡の実施内容

譲渡スキームは非常にスムーズで、組織再編や人員異動は伴いません。「ハタコレ」のブランドやサービスの核心を変えることなく、経営基盤をより強固にし、安定した運営が可能となる体制が整備されます。

ビジネスコンサルティング社は、AIやデジタルマーケティング、人材育成といった多様な領域において豊富な経験を有しており、今後、「ハタコレ」の提供価値の最大化と事業の拡大を図っていくことが計画されています。

未来図

「ハタコレ」は、これまでの実績を基にさらなる成長が期待されています。譲渡後はビジネスコンサルティング社のリソースとネットワークを活用することで、事業構造を強化し、さらなるスケーラビリティの向上を目指します。

特に、学歴や環境に不利な若年層を支援するという観点から、社会的意義のあるサービスを展開し、「自分らしく働く」ことを支える社会の実現に向けた具体的な道筋を描いています。

今後は、事業モデルのブラッシュアップや人材・顧客基盤の整備を進めながら、全国展開やさまざまな業種への応用を視野に入れた段階的な拡大を計画しています。

Essence Enrichの代表三大寺悠は、「この事業譲渡は、私たちにとって欠かせないステップです。ビジネスコンサルティング社とのパートナーシップを強化し、新たな市場での挑戦に臨みたい」とその意気込みを語っています。