「EARTH FOOD」が発信
2025-03-25 16:35:25

京都芸術大学学生が手掛けた「EARTH FOOD」パッケージが世界に発信!

京都芸術大学の新たな挑戦


高校生や大学生から多くのアイデアが寄せられた「EARTH FOODS 25」というプロジェクトが進行中です。日本の豊かな食文化を再評価し、全国及び世界に対してその魅力を発信することを目的にしています。この20世紀を代表するプロジェクトでは、京都芸術大学の学生たちが、さまざまな食材に基づいたユニークでクリエイティブなパッケージデザインを提案しました。

全国的に注目を集めるこのプロジェクトは、特に2025年に開催予定の関西万博において大きな役割を果たします。展示は「EARTH MART」パビリオンで行われ、その際に学生たちの持ち込んだデザインのアイデアがリアルな模型として立体化され、その世界観を楽しむことができます。

「EARTH FOODS 25」とは何か?


「EARTH FOODS 25」は、日本の食材や技術の中から選ばれた25品目をリスト化し、その価値を紹介するものです。日本は海に囲まれた国であり、海から得られる食材、特に海藻や発酵食品の文化が充実しています。その中から特に耳馴染みのある食品をピックアップし、国内外の人々にその魅力を伝えることを貢献しようとしています。

また、実際に展示されるデザインのアイデアを通じて、商品の価値を体感することができ、食文化の進化に寄与することを狙いとしています。

学生たちの情熱溢れるデザイン


今回採択されたデザイン案は、学生たちの情熱が込められたものであり、それぞれのアイデアに理念が込められています。

香酸かんきつをテーマにした判断を行ったのは、プロダクトデザイン学科の吉田和佳奈さん。彼女は「香り」を楽しむことを重視し、香酸かんきつを吊るすアイデアを通じて爽やかなイメージを表現しました。香りを感じやすくするため、風鈴をモチーフにしたパッケージデザインが特徴です。

こんにゃくについてのアイデアを提案した下岡玲音さんは、こんにゃくが水に浸かって売られている点に着目しています。彼女は日本の伝統的な遊び道具であるヨーヨーをイメージして、遊び心溢れるデザインを提案。懐かしさを感じられる体験を提供し、さらに食事を楽しむという新しいスタイルを提示しました。

次に、すり身をテーマにした高野環さんは、江戸時代の漁港を再現したという独創的なアイデアを実現させています。2段構造のパッケージは、遊び心を感じさせる工夫が施されており、食の楽しさや魅力を直接伝えられるような構造に工夫されています。

未来に向けたストーリー


今回のプロジェクトは、日本の食文化を支える新しい世代のデザイナーたちによって形作られています。学生たちの提案は、単なる観念的なものに留まらず、実際に販売につながる可能性を秘めています。これからの食文化を展望しつつ、どのように世界に伝えられるか、大きな期待が寄せられています。

展示されるパッケージデザインとその背後にある学生たちのストーリーにぜひ触れ、京都から発信される新たな食の文化を体感してください。今後のアートとデザインの未来がどのように展開されるのか、楽しみですね。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 京都芸術大学 EARTH FOOD パッケージデザイン

トピックス(旅行)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。