スシローが海外での店舗数200を突破!
株式会社FOOD & LIFE COMPANIES(F&LC)は、2023年2月7日にマレーシアに1号店をオープンし、海外店舗の数が200を超えたことを発表しました。日本で築き上げたブランドをそのまま世界に届けるという目標のもと、F&LCは今後も国際的な成長を続けていく構えです。
F&LCの海外進出の背景
F&LCは、「FY24-26 中期経営計画」に沿って海外事業の拡大を重要課題の一つとして扱っています。同社は「変えよう、毎日の美味しさを。広めよう、世界に喜びを。」というビジョンを掲げ、日本の食文化を世界の顧客に伝えるための戦略を展開しています。新たな社内方針「One Company」を通じて、グループ全体で一貫した体験価値を提供し続ける努力をしています。
大阪・関西万博への参加
2025年の「大阪・関西万博」では、F&LCの代表ブランドであるスシローが「スシロー未来型万博店」を出店予定です。「まわるすしは、つづくすしへ。―すし屋の未来 2050―」をテーマに、日本から世界へ、未来へとすしの魅力を発信する計画となっています。スシローは、設立から40年以上の歴史があり、13年連続で年間売上高第1位を達成している実績があります。
海外事業の進捗
F&LCの中で、海外店舗は各地に広がっています。2024年には、スシローが中国の北京市に1号店を開店予定で、さらに杉玉という新業態も米国に出店を計画しています。これにより、アジアから北米まで多岐にわたるサポート体制を整えています。
F&LCは、すべての店舗を現地法人による直営で運営しており、現地の従業員と共に日本のブランドを忠実に再現することに注力しています。日本での経験を持ったスタッフが、現地の文化やニーズに応じたサービスを提供し、日本の味をそのまま届けることができるのです。
F&LCの歩みと未来
1984年に創業されたスシローは、回転寿司の業態を確立し、以来その地位を維持するためにさまざまな挑戦を続けてきました。2011年には韓国に初の海外店舗をオープンし、以降も台湾、香港、シンガポールなどに進出を果たしました。そして、2023年にはインドネシアにも進出し、ますます国際的な展開を構築しています。
F&LCは、今後も海外事業の売上比率を35%にまで引き上げる計画を持ちながら、310から320店舗の展開を目指しています。これは、進化する市場に対して日本発の食文化を提供する新たな試みであり、消費者にとっても魅力的な選択肢を作り出す努力を続けています。
結論
全体を通じて、F&LCが目指すのは、日本の食文化を余すところなく世界へと広げることです。そのためには、常に現地のニーズを考慮しながらも、ブランディングや運営には日本の品質を貫く姿勢が求められます。F&LCの海外進出における今後の成長がどう展開されていくのか、目が離せません。