希望の拠点、完成
2026-04-21 14:33:47

ウクライナを支える希望の拠点、総合福祉センターが完成!

ウクライナ支援の新たな希望、総合福祉センターの完成



2026年3月30日、地域に新たな希望が生まれました。認定NPO法人テラ・ルネッサンスがウクライナ西部ザカルパッチャ州ベレホヴェ市に建設した『総合福祉センター』が完成し、現地のキリスト教系支援団体への引き渡し式典が行われました。この拠点は、日本の支援とウクライナの協力のもと、使われていなかった肺結核診療所を改修し、多機能な地域支援の拠点として生まれ変わりました。

支援の始まりと地域の現状



テラ・ルネッサンスのウクライナにおける支援活動は、2022年3月末に始まりました。理事長の吉田真衣や事務局長の佐々木純徹、現ハンガリー事務所長のコーシャ・バーリン・黎らがハンガリー国境からウクライナへ入ったとき、彼らは目の前にある想像を絶する状況に直面しました。コーシャは「この支援は一度きりではなく、継続的に関わるべきだ」と決意を新たにしました。

約4年が経過し、炊き出しや物資支援を続ける中で見えてきたのは、終わらない困難が待ち受けていたことです。経済的困窮に苦しむ高齢者やひとり親家庭、年金だけでは生活が成り立たない人々の姿がありました。支援の必要性は、食事の提供や日常生活のサポートに留まることが多いのです。

忍耐強い再生の道のり



センター建設の過程は、決して平坦ではありませんでした。古い施設を新しい福祉拠点へと再生するためには、解体と改修が必要でしたが、現場では屋根の虫食いや基礎の欠如といった問題が次々と発生しました。さらに、戦時下の物価高や円安の影響が予算を圧迫し、作業員が徴兵されるといった予測不可能な事態にも直面しました。

テラ・ルネッサンスは外部から人手を借りるのではなく、地元の職人を雇い続けることによって地域経済を支えることを優先しました。雇用することで、地域の多くの人々の生活を支え合うことができるという信念のもとでの選択です。

多機能な地域支援の拠点



完成した総合福祉センターは、単なる建物ではありません。地域の人々に必要な支援を迅速に提供する多機能な場となります。

  • - 炊き出し(スープキッチン): 敷地内の厨房から、経済的に困難な高齢者や家族に温かい食事を届けます。
  • - 物資の備蓄と配分: 地域のニーズに応じた物流センターとして機能し、必要な支援を素早く供給します。
  • - 心のケア: 礼拝堂や多目的室で、戦争で家族を失った人々が寄り添い合える場が提供されます。

共に未来へ向かって



式典当日には、日本を象徴する『桜』と、浄土真宗本願寺派からの支援を反映した『藤』が植樹され、地域の人々に希望をもたらすことでしょう。

「建物の完成が私たちの活動の終わりではありません。このセンターは出発点であり、今後も人々に寄り添い、未来へと共に歩んでいくための拠点なのです。」とコーシャは語ります。テラ・ルネッサンスは、個人の想いや国境を越えた連帯が未来への希望を生むと信じ、支援活動を続けていきます。


この活動についての詳細や取材については、テラ・ルネッサンス広報室までお問合せください。


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