大覚寺と名宝を巡る特別な旅
京都市中京区に位置するヤサカ観光旅行センターが、新たに「旧嵯峨御所 大覚寺と名宝を訪ねる旅」の特別プランを発表しました。この旅は、通常公開されない正寝殿を僧侶の案内で特別に参拝できるという貴重な機会です。大覚寺は、平安時代の初めに嵯峨天皇によって造営された離宮が起源で、豊かな歴史と文化を持つ場所です。
大覚寺の魅力
大覚寺の境内にある宸殿は、徳川2代将軍・秀忠の娘、和子の女御御殿を移築したもので、歴史的にも貴重です。正寝殿と宸殿には、合計240面もの重要文化財として指定された襖絵が美しく飾られており、その中でも特に有名な「紅白梅図」や「牡丹図」は、大覚寺の美を物語っています。これらの作品は、再現模造が施されており、当時の感動をそのままに体験できる機会が提供されています。
特に、再現された「松鷹図」や「野兎図」は、多くの観光客にも人気を博しています。これらの絵画は、訪れる人々に視覚的な驚きと、文化的な深みをもたらします。
特別展とその意義
大覚寺は、2026年に創立1150年を迎えることを記念し、2025年1月21日から3月16日まで東京国立博物館で特別展が開催されます。この展覧会では、安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した絵師、狩野山楽の代表作を含む123面が一堂に公開され、歴代天皇の書や本尊の五大明王像も展示されます。このような名宝が集まる特別展は、訪れる人々に歴史の重みを再認識させてくれることでしょう。
ヤサカ観光旅行センターのツアー内容
ツアーは、特別展が終了した後の2025年5月8日から開始され、半日コースおよび一日コースが用意されています。具体的なスケジュールは以下の通りです:
昼食付 一日コース
- - 催行予定日:2025年5月8日(木)、5月14日(水)
- - 行程:京都駅 → 旧嵯峨御所大覚寺(非公開正寝殿を僧侶が案内) → 御室仁和寺 → 昼食 → 総本山智積院 → 京都駅
- - 旅行代金:18,300円(税込)
午後発 半日コース
- - 催行予定日:2025年5月10日(土)、5月16日(金)
- - 行程:京都駅 → 旧嵯峨御所大覚寺(非公開正寝殿を僧侶が案内) → 御寺泉涌寺 → 京都駅
- - 旅行代金:10,800円(税込)
まとめ
「旧嵯峨御所 大覚寺と名宝を訪ねる旅」は、歴史的な名宝に触れ、心を豊かにする特別な経験です。京都の文化や歴史を深く知るためのこのツアーは、古き良き日本を感じる絶好の機会となるでしょう。この特別な旅に関する詳細は、ヤサカ観光旅行センターの公式ウェブサイトでご確認いただけます。これからも、京都が誇る魅力的な観光地として、皆様のお越しをお待ちしております。