小山薫堂プロデュースのEARTH MARTパビリオン
2025年に大阪で開催される大阪・関西万博において、京都芸術大学がサプライヤーとして協賛し、注目のシグネチャーパビリオン「EARTH MART」の応援を始めました。このプロジェクトは、「いのちをつむぐ」をテーマにしたもので、未来の食文化に対する新たな視点を提供する場となります。
EARTH MARTとは
「EARTH MART」は、食といのちの循環を体感できる幻想的なスーパーマーケットです。この仕組みでは、我々の「当たり前」の食の在り方を見直し、未来に向かって探求するための新しい価値観を提案しています。ここでは、自然や文化、さらには人とのつながりを通じて、食の喜びを再発見し、次世代に命を引き継ぐための手がかりが散りばめられています。
プロデューサーである小山薫堂氏は、食文化の重要性を深く理解し、その視点を基にこのパビリオンを創り上げています。食文化デザインコースの学生たちは、この貴重な場を学びの機会として積極的に活用していくことが期待されています。
特別講義プログラムの概要
京都芸術大学では、「EARTH MART」に関連する特別講義プログラムを2025年度に設けることを決定しました。このプログラムは、通信教育部の食文化デザインコースに取り入れられ、オンライン講義とフィールドワークが組み合わせた形式で実施されます。
この特別講義では、食を通じた社会課題の解決に向けた取り組みや、未来の食文化を創造するアイデアについて、実践的な学びが提供されます。これにより、受講生たちは食の最前線を学び、日本の食文化の可能性を引き出すことができます。
2025年の特別講義に向けた準備
春から始まる本プログラムに先立ち、現在の食文化デザインコースの在学生や2025年度入学を希望する方々を対象に、オンライン特別講義を3月19日に計画しています。この講義は19時から20時の予定で、無料で参加することができ、対象者にはメールで申込案内が送られます。
特別講義の対象者には、すでに2025年度の入学を希望する方や、1日体験入学に申し込んだ方、各入学説明会に参加予定の方などが含まれています。
京都芸術大学通信教育部について
京都芸術大学の通信教育部は、1998年に開設され、全国各地から多様な背景を持つ学び手が集まる特色ある教育機関です。社会人や主婦、定年後の学び直しを希望する人々が、時間や場所にとらわれない学習環境を提供されています。オンライン学習プラットフォーム「airU」を活用し、柔軟に学ぶことができる仕組みを整えています。
2024年度には新たに環境デザイン学科や文化コンテンツ創造学科が設立され、さらなる学びの機会を広げる予定です。
おわりに
「EARTH MART」は、ただの展示施設ではなく、未来の食文化を考えるための重要なプラットフォームです。食文化デザインコースを受講する学生たちは、この特別な機会を通じて学び、成長し、未来の食文化の可能性を追求していくことでしょう。万博開催に向けて、彼らの挑戦に注目です。