株式会社クラスが設立7周年を迎え、営業利益の黒字化と資金調達を達成
設立から7年、株式会社クラスは新たな一歩を踏み出しました。東京都目黒区を拠点に、家具や家電のレンタル・サブスクリプションサービスを展開している同社は、2024年第4四半期において前年同期比で35%の売上増を達成し、営業利益がついに黒字化しました。
本日発表された新たな資金調達では、合計25.3億円の資金を調達したことが明らかになりました。具体的には、合同会社Spotlight及びSBIインベストメントからの増資を含む2.5億円の第三者割当増資、さらに金融機関やリース会社からのアセットファイナンス、デットファイナンスにより、安定した資金基盤を築いています。これにより、資本効率を高めつつ、株式の希薄化を抑えた形で、持続可能な成長を誓っています。
資金調達の意義
この資金は、商品基盤の拡大や安定供給のための資産取得に活用される予定です。このような取り組みを進める中で、耐久消費財の循環型サプライチェーンをDX化することが味方となります。クラスは、環境に優しいビジネスモデルを追求し、CO2排出量を36%削減し、廃棄物発生を38%軽減することを目指しているのです。
特に、大手企業やスタートアップが注目すべきは、個人向けの家電・家具レンタルサービスの「CLAS」です。高額な購入を躊躇する多くの消費者にとって、このサービスは非常に魅力的です。例えば、購入時の2%から利用可能とする月額料金制度は、軽やかにライフスタイルを変化させる手助けになります。
ビジョンと展望
当社のビジョンは「“暮らす”を自由に、軽やかに」。この理念のもと、法人向けの「CLAS BUSINESS」、不動産物件のホームステージングサービスなど、多様なニーズに応える展開を進めています。特に、2025年度には関西・九州地域にサービスエリアを拡大し、さらなる成長を見込んでいます。また、商品ラインナップの多様化を図り、消費者のニーズに応えるべく新しいカテゴリーの導入を検討しています。
クラスでは、消費者から返却された家具や家電を修理・クリーニングし、再活用することで、11万点以上の廃棄を回避しています。その活動は、資源を無駄なく循環させる「サーキュラーエコノミー」に寄与しており、今後も持続可能な社会を実現するための取り組みを続けていく意向です。引き続き、消費者の手間を減らし、選ぶ自由と軽やかな生活を提供することを目指します。
まとめ
クラスは今後も、持続可能なビジネスモデルを維持し、テクノロジーを駆使してサービスを進化させていく計画です。自身のライフスタイルに合った選択肢を持つことができる新たな社会インフラの実現に向け、新たな挑戦を鋭意進めることでしょう。今後の展開にぜひご注目ください。