京都府でNPOを応援!ふるさと納税の新たな取り組み
京都府では、地域のさまざまな課題を解決に取り組むNPOを支援するため、2023年9月から「ふるさと×NPO京どねーしょん」というプロジェクトが始まりました。この取り組みによって、寄附を通じてNPOの活動をサポートすることができ、地域貢献が集まる場となります。今月から第2期の寄附募集も始まりますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
1. 趣旨と背景
昨今の物価の上昇や社会情勢の変化により、地域が直面している課題はより多様化し、複雑化しています。こうした状況の中で、地域の問題に取り組むNPOの存在はますます重要になっていますが、資金や支援者の不足といった困難にも直面しています。そこで、ふるさと納税制度を活用し、寄附者からの支援を受けることで、NPOの活動をより強固にしていくことを目指しています。
通常の寄附とは異なり、返礼品は用意されていません。ただし、寄附金は地域のための活動に全額使われるため、寄附を通じて地域活性化に貢献することができます。すでに目標額を達成した団体もありますが、まだまだ道半ばです。これからの寄附の機運が高まる12月には、ぜひ京都の未来を築くNPOへの支援をお願いしたいです。
2. 寄附募集期間(第2期)
- - 期間: 令和7年12月1日(月)から令和7年12月31日(水)まで
- - 注意: 第2期が終了した後も、年度末まで継続して寄附を募集します。
3. 寄附先と使い道
この取り組みの対象団体には、以下のようなさまざまなNPOがあります。各団体の名前や活動内容を通じて、寄附金が地域にどのように活かされているか知っていただけます。
1.
花山星空ネットワーク: 生涯学習や青少年の理科教育を促進。
2.
京田辺シュタイナー学校: オルタナティブ教育や子育て支援を行う。
3.
きょうとNPOセンター: NPO活動の環境整備や市民公益活動の社会基盤整備。
4.
京都自死・自殺相談センター: 自死相談や啓発事業を実施。
5.
グローカル人材開発センター: 若者の就職支援と地域魅力発信。
6.
SEEDきょうと: 摂食障害者への包括的支援。
7.
テラ・ルネッサンス: 災害被害者支援を通じた自立支援事業。
8.
happiness: 子ども食堂と滞在支援シェルターの運営。
9.
夢街道国際交流子ども館: 不登校の子供を対象としたフリースクール運営。
10.
京都府自身: NPO支援のために幅広く活用。
寄附金の多くは、各団体に直接交付され、その活動が地域における支援の力量となります。
4. 寄附方法
寄附は個人・企業を問わず、以下の方法で行うことが可能です。
個人の場合
- - ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を利用(クレジットカードや電子マネーで寄附)
ふるさとチョイス。検索欄に「京どねーしょん」と入力。
- - 銀行振込も受け付けており、その場合は振込用紙が必要です。
企業の場合
寄附を考慮している企業は、指定の問い合わせ先に連絡が必要です。
5. 現在の寄附受付状況
2023年11月27日現在の寄附状況は以下の通りです。
- - 寄附件数: 161件
- - 総寄附額: 6,818,847円
- - 目標額: 41,400,000円
6. SNSでの情報発信
今後の活動や寄附に関する最新情報をSNSでフォローすることも可能です。
また、京都府の公式HPでも、寄附対象団体のインタビュー記事などが掲載されていますので、ぜひご覧ください。
京都府HP
7. お問い合わせ先
寄附に関する質問や相談は下記の窓口までお願い致します。
京都府の「ふるさと×NPO京どねーしょん」で、地域を支える取り組みへの参加をぜひご検討ください!