心をこめた美の再生、金継ぎ体験の魅力
2025年11月25日(火)、大阪のインターコンチネンタルホテル大阪が「INSIDER PARTNERSHIPS」の一環として、特別な金継ぎ体験を提供します。このプログラムは、京都市太秦にある伝統工房「表望堂」とのコラボレーションにより実現。金継ぎは、室町時代に千利休が茶の湯文化と共に広めた技法で、欠けた器を元通りにするのではなく、その傷さえも味として受け入れる美意識が込められています。
金継ぎの深い意義
金継ぎは、日本独特の文化と美意識が結集した技法です。「表望堂」の職人たちは、この技法を用いて、ただの修復ではなく、新たな美しさや風情を生み出すことを目指しています。製作の現場では、器の持つ歴史や特性を大切にしながら、天然素材の漆を使用した製品づくりを行っています。このプロセスに触れることで、参加者は日本文化の深層に触れ、心を豊かにする体験ができるでしょう。
プログラム詳細
体験の内容
- - 場所: 表望堂(京都市右京区太秦)
- - 所要時間: 約4時間
- - 料金: 2名で70,000円(体験料と英語ガイド付き) 追加1名は35,000円
- - 予約: 体験の7日前までに要予約
- - ※交通費は含まれていません。このプログラムは、宿泊者のみが参加可能です。
予約方法
参加を希望される方は、インターコンチネンタルホテル大阪の公式ウェブサイトでの予約が求められます。体験の詳細や予約に関する情報は、
こちら を確認してください。
表望堂の紹介
表望堂は、長年にわたり漆芸の技を磨いてきた職人の拠点として知られ、伝統工芸品の製作だけでなく、最新プロダクトの開発にも力を入れています。金継ぎを通じて、「表望堂」は、器に新たな命を吹き込む仕事をしています。彼らは、金継ぎの行程を通じて、お客様に感動を届けることを使命としています。
河長とのコラボレーション
創業1751年の老舗金物卸「河長」は、江戸時代から京都の職人を支えてきた企業です。金属と漆という異なる素材の調和を探求する河長の取り組みが、金継ぎ体験へと結実しました。彼らの協力によって、参加者一人一人に合わせた深い体験が提供されます。
終わりに
「INSIDER PARTNERSHIPS」プログラムの一環として提供されるこの金継ぎ体験は、ただの観光アクティビティではありません。日本文化の根底にある美意識を理解し、新たな価値観を得るための貴重な機会です。インターコンチネンタルホテル大阪での宿泊と共に、心に残る特別な体験を是非ご利用ください。