川崎市のAED設置
2025-07-01 20:41:14

川崎市、セブン‐イレブンと共にAED設置を推進し地域の安全を強化

川崎市とセブン‐イレブンが協力しAEDを地域に設置



川崎市が市民の安全を守るため、株式会社セブン‐イレブン・ジャパンと新たに協定を結び、地域の緊急対応能力を強化しました。この取り組みは、心停止のリスクが高いとされるエリアにおいて、AED(自動体外式除細動器)を設置することを目的としています。実際、公共施設や学校、福祉施設などにはAEDが普及していますが、利用者の多いこれらの場所は夜間や休日には閉鎖されているため、いざという時に十分な対策が講じられない可能性がありました。

コンビニエンスストアを拠点にした新たな試み


今回の協定により、川崎市内のセブン‐イレブン208店舗にAEDが設置され、10月から利用者に貸し出されることとなります。この試みは、市民が身近な場所でAEDを利用できる環境を整え、緊急時に迅速に対応できる体制を築くことを目指しています。この提携は、神奈川県内で初めての政令指定都市における大規模なAED設置プロジェクトとなります。

地域の支えと個性的なデザイン


この取り組みには、川崎市のスポーツパートナーであるプロバスケットボールチーム「川崎ブレイブサンダース」が協力しており、頼りにされる存在となるようマスコットキャラクター「ロウル」をデザインしたAEDステッカーも新たに作成されました。このステッカーは、各店舗の入り口に貼られることで、AEDの位置を一目で把握できるよう工夫されています。

わかりやすさとアクセスの向上


市民の皆さんが緊急時にAEDを探しやすくなるよう、設置店舗は今後、ガイドマップで案内される予定です。AEDの設置台数は合計913台に達する見込みで、地域全体の救命活動が一層充実することでしょう。なお、店舗の従業員がAEDの貸出を行いますが、操作方法に関してのサポートや現場への同行は行われないため、十分な知識を持っていることが求められます。

市民の安全を守る地域づくり


川崎市は、今後も地域全体で安心・安全な社会づくりを進めていく方針です。市民が安心して公園や施設を利用できるよう、AEDの設置やその周知活動をさらに強化していくことで、安全な生活環境を実現します。

この新たな取り組みは、未来を見据えた地域づくりの一環であり、地域密着型の支援を行うことで、一人ひとりが助け合える社会を育んでいくことを目指しています。セブン‐イレブンとの協力がもたらす効果を見守りながら、地域の皆さんと共に成長していく川崎市の姿が期待されます。

お問い合わせ先


川崎市健康福祉局保健医療政策部地域医療課
電話: 044-200-2420


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